祝!!團菊祭五月大歌舞伎初日 | 観劇のためのプチ備忘録

観劇のためのプチ備忘録

観劇やダンスが趣味です。
ロシアバレエから舞台芸術の世界へ。
團十郎襲名公演中は歌舞伎を集中して観ます。
舞台鑑賞で学んだことや感じたことを書きつづります。
劇場の施設管理や設備管理、アートマネジメントに興味があります。

「團菊祭五月大歌舞伎」、初日おめでとうございます!!


「昼の部」も「夜の部」も観に行きます。
左團次さんの追善ということで、ご子息の男女蔵さん『毛抜』が楽しみです。
團十郎さんの後見もめったに見れないので、両の眼にその姿をおさめよう。

さて、今回の私のテーマは、

⚫侠客(男伊達)
⚫九代目團十郎丈
⚫浅草

です。

 「劇聖」と呼ばれた九代目は、文明開化の大変革期にあって、新しい演劇を模索し、新しい演技術を開発し、
「活歴劇」と称された史実に則した作品を上演していきます。
まさに東洋のシェイクスピアです。


「新歌舞伎十八番」を制定したのもこのお方。
しかも、あまたの舞台に自身も出演し、後進を育成しながらなので…

…超人です。
そんなに時間があったのだろうかと、首をひねらざるをえません。

その九代目が得意だった役柄のひとつが、「幡随院長兵衛」ということです。
長兵衛は浅草に住んでいたとか。
河竹黙阿弥も浅草出身なので、浅草もフォーカスしようかなと。