「團菊祭五月大歌舞伎」、初日おめでとうございます!!
「昼の部」も「夜の部」も観に行きます。
左團次さんの追善ということで、ご子息の男女蔵さんの『毛抜』が楽しみです。
團十郎さんの後見もめったに見れないので、両の眼にその姿をおさめよう。
さて、今回の私のテーマは、
⚫侠客(男伊達)
⚫九代目團十郎丈
⚫浅草
です。
「劇聖」と呼ばれた九代目は、文明開化の大変革期にあって、新しい演劇を模索し、新しい演技術を開発し、
「活歴劇」と称された史実に則した作品を上演していきます。
まさに東洋のシェイクスピアです。
「新歌舞伎十八番」を制定したのもこのお方。
しかも、あまたの舞台に自身も出演し、後進を育成しながらなので…
…超人です。
そんなに時間があったのだろうかと、首をひねらざるをえません。
その九代目が得意だった役柄のひとつが、「幡随院長兵衛」ということです。
長兵衛は浅草に住んでいたとか。
河竹黙阿弥も浅草出身なので、浅草もフォーカスしようかなと。