舞台メイクの役割 | まいまいの観劇のためのプチ備忘録

まいまいの観劇のためのプチ備忘録

観劇やダンス、ヨガ、旅行、食、資格取得。
ロシアバレエから舞台芸術の世界へ。
團十郎襲名公演中は歌舞伎を集中して観ます。
舞台鑑賞で学んだことや感じたことを書きつづります。
食と物語、劇場の施設管理やアートマネジメントに興味があります。

白塗りのメイク道具です💄🧴
コスプレイヤーが使うようです目

白いマスカラで眉毛を白くされ、下地から指定されたものをペトッ。
日舞のお化粧で白塗りはあるけれど、またまた新体験でした。 

春のダンス公演は無事に終了しました。
野外ですが、お天気に恵まれ、観客は200人でした。

自分が時を刻む時計の秒針になったような気分でした。 
時間軸を操ったり、時空を支配するコンセプトは好きですね。

「You have thirteen hours to solve the labyrinth」
ちょっと映画『ラビリンス』ミヒャエル・エンデ『モモ』の世界にも意識が飛びました。

会場はお寺だったので、イメージしたのは観音様でしたが、
踊っているうちに、他のダンサーの過去を巻き戻したり、解き放ったりする存在になっていました。

衣裳もデザインと製作をダンサーがしていました。
世界観を創造する一助となったメイクは、
プロのメイクさんの手で、私が逆立ちしてもできないテクニックでした。

アイメイクは、鉄板の舞台コスメChacott(チャコット)に発色の良いディオールやNARS(ナーズ)、そして、shu uemura。
メイクをすることで日常をシャットダウンして舞台の世界に入っていきます。

完成した舞台だけを観るのも良いのですが、世界を作りこんでいく過程も興味深いものがあります。