桜と母とエプロンシアター | 観劇のためのプチ備忘録

観劇のためのプチ備忘録

観劇やダンスが趣味です。
ロシアバレエから舞台芸術の世界へ。
團十郎襲名公演中は歌舞伎を集中して観ます。
舞台鑑賞で学んだことや感じたことを書きつづります。
劇場の施設管理や設備管理、アートマネジメントに興味があります。

母と妹とお花見へ🌸

桜の花びらが散ると、雪のようでした。
桜吹雪、まるで風花です。 
本当にきれいでした。

いつまでも、いつまでも、桜の下に たたずんでいたかったです。

「ひさかたの 光のどけき春の日に しづこころなく花の散るらむ」       ~ 紀友則(きのとものり)  ~

家族で「百人一首」でよく遊んでいたので、上の句を言うと、下の句を言ってくれたりします。
「坊主めくり」も好きでした。

 母も年老いてきました。
一緒に歩くと歩くスピードやバランスのとり方でよくわかります💦

そんな母ですが、最近、エプロンシアターの勉強を始めたようで、
家でエプロンをつけて必死に練習していました。

エプロンシアターとは、
エプロンを舞台に見立てて、エプロンをつけた人が いくつかのポケットからキャラクターを登場させます。 
さらに、読み聞かせを同時にします。

マジックテープで背景をエプロンから取り外しながら場面を転換します。 
母は「三びきのこぶた」の一人芝居に取り組んでいました。

…必死すぎて、エプロンばかり見てるし、台本をガン見。。
どうやら夏の公演に向けて、仕上げるようです。

母も舞台ファンの最終形態をとっています。
舞台の熱烈なファンは、観るだけで足らなくなり、自分も舞台にあがる、または舞台を作りたくなるのです。