初代市川左團次と河竹黙阿弥 | 観劇のためのプチ備忘録

観劇のためのプチ備忘録

観劇やダンスが趣味です。
ロシアバレエから舞台芸術の世界へ。
團十郎襲名公演中は歌舞伎を集中して観ます。
舞台鑑賞で学んだことや感じたことを書きつづります。
劇場の施設管理や設備管理、アートマネジメントに興味があります。

初代市川左團次は大阪の道頓堀出身だそうです。
子供芝居で修行をし、
江戸へ出て河竹黙阿弥(かわたけもくあみ)と出会い、役者として頭角をあらわしていきます。
黙阿弥は後援を惜しまなかったとか。

…ううむ、初代も愛されキャラであったか。

初代は明治座を創設します。
明治座はちょこちょこ利用していましたが、創設者が初代とは知りませんでした💦

明治座によると、初代左團次は、チケット販売所の設置やチケットの電話予約、チケットに座席番号をつけて販売するなど、
劇場の運営に初の試みを重ねたようです。

明治座の座元兼座頭役者として活躍し、
九代目市川團十郎、五代目尾上菊五郎とともに、
「團菊左」と並び称されました。
明治時代の名優です。

「團菊祭」は「團菊左い」で、シャレだと最近、気づきました目