「九月博多座大歌舞伎」備忘録 ~ 津軽三味線 ~ | 観劇のためのプチ備忘録

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團十郎襲名公演中は歌舞伎を集中して観ます。
舞台鑑賞で学んだことや感じたことを書きつづります。
劇場の施設管理や設備管理、アートマネジメントに興味があります。

津軽三味線と言えば、一番古い記憶は、「吉田兄弟」の演奏でしょうか。
20年以上前のことです。

津軽三味線は、その名の通り、青森の津軽地方に伝わる三味線です。
津軽三味線自体、当時は、あまり知られていない楽器でしたし、
兄弟で津軽三味線のデュオは衝撃的でした。

その次に、津軽三味線奏者、上妻宏光(あがつまひろみつ)さん「Beams」という曲を好きになりました。


何度も何度も聴きましたラブラブ
三味線は、弦楽器かと思いきや、弦を弾(はじ)くというより、バチで弦を打ちます。
打楽器のような楽器です。

津軽三味線は、バチで弦を打つのではなく、バチを弦に叩(たた)きつける激しさがあります。

棹も太棹。
音色が力強くてはっきりしています。
しかも、テンポが速いのでノリノリです音譜

上妻さん團十郎さんとのコラボを観るのは、今回の『景清』が初めてでした。
上妻さんの生演奏も初めてです。
上妻さんを呼べる團十郎さんがうらやましいですデレデレ

「Beams」をリニューアルした曲「BEAMS-NuTRAD-」が出て、オリジナルよりカッコいい曲になっていました。


この曲で、ヒップホップやジャズダンスの和フュージョンを踊れたら、うれしいです。

上妻さんは、志村けんさんの津軽三味線師匠でもありました。
意外性があって、興味深いです。

そして、津軽三味線は、音が強いので、他の楽器の音に負けません。
様々な楽器とコラボが可能です。

個人的に、津軽三味線の入った和楽器のユニットで、「竜馬四重奏」が好きです。
ダンサブルな曲が多いです。

写真は今回の博多座ツアーのヒットです。
フルーツパフェ✨🍍✨
フルーツどっさりです。
中のアイスクリームとゼリーもフルーティ🍨