ニューシネマパラダイス(完全オリジナル版)
【イタリア】1989年
父が戦争で戻ってこない中、少年トトは映画に魅了され
村唯一の映画館の映写室に入り込んでは
映写技師のアルフレードにつまみだされていた。
アルフレッドはもうここへはこない代わりに
「捨てる予定だった禁断のフィルムをトトにやる、
そのフィルムは自分が預かっておく」と約束。
しかしある事を機に
2人は仲良くなりアルフレードは
トトに映写機の操作を教えるようになった。
ある日映写機が火事になり火だるまになった
アルフレードをトトが助ける。
目の見えなくなったアルフレードに代わり
トトが映写機の操作をするようになる。
やがて青年になったトトはある女性と恋に落ちる。
しかし手違いで軍隊へ徴兵される事となり
直前に待ち合わせをしたが
その女性は現れる事なく行方をくらました。
やがて除隊し戻ってくるとアルフレードに
「ローマへいってやりたい事を一生懸命やって
村にはもう帰って来ては行けない」といわれ
その言葉通り、それから長い年月帰ってくる事はなかったが
ある日母親からアルフレッドの死を告げられ
久しぶりに帰郷した。
すると行方をくらました女性は
かつての自分の友達と結婚して子供がいた。
トトは女性と別れる事になった原因は
アルフレードに「このまま会わない方がいい」
と説得された為だと知り、腹がたったが
トトはそのお陰で有名な映画監督になったのよと女性に言われ
何ともいえない気持ちになる。
アルフレードの妻に形見をもらい
ローマに戻ってみてみると
少年時代トトが欲しがったフィルム
(カットされていた映像部分)が全部つまっていて
トトは一人思い出にふけるのであった。
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アルフレードはトトの良き理解者で
一番の親友でもあった。
だからトトの事は大好きだけど
この小さな村で収まっていてはいけない
もっと夢中になれるものを見つけて欲しい
という思いからトトを遠ざけ広い世界へ旅立たせたのだろう。
気持ちはわからなくもないけど
そのせいで映画監督になれた代わりにずっと誰とも恋愛が出来なかったのは
ちょっと可哀想ですね。夢をとるのか女性をとるのか…。
ちなみにこういう古い映画では、音がとても心地よく感じます。
歩く音だったり紙をめくる音だったり、
ぷつぷついう昔のラジオの様な音だったり。
綺麗すぎる映像や音にも見飽きた時には
こういった映画もいいかもしれないですね。