みぃが診察室に連れて来られる前 獣医さんから 内視鏡検査の結果についての説明があった


パソコンに取り込んだ画像を見せてもらいながら みぃの体の内部を見たけれど

胃が少し荒れている所がある以外は いたってきれいな状態だった


ただ 胃や小腸の複数箇所の細胞を採取した所が 血が滲んで 痛々しかった

採取した細胞を病理検査に出すので その結果は10日から2週間かかる ということだった



自宅に帰り キャリーの扉を開けても みぃはなかなか出て来なかった

なので 引きずるように洗濯ネットを出して ネットのファスナーを開けた

恐る恐る顔を出したみぃは 周りを見まわし そこがいつもの場所だとわかったものの

みぃちゃん と呼ぶと 振り向いて またシャーと言った


私は この時のみぃの顔を忘れることはないと思う

ガブリ猫ではあっても 家族にシャーを言うことはなかったみぃが 精一杯の抗議をした 

そんな顔だった


そして前を向いたまま 全身小刻みにブルブルと震えた

見ると みぃの体は全身フケにまみれ 目には目やにもつき

キャリーに敷いたシートは オシッコで重くなっていた


後日 この時のみぃの様子を獣医さんに伝えると 

猫さんは ストレスでフケが出たり 毛が抜けたりしますね


と言われたので この日のストレスは半端なかったんだと思う


それから 9日後の3月6日 獣医さんから電話があり

残念ですが やはりリンパ腫でした

詳しいお話をしたいので お時間のあるときにお越しください


と言われ 2日後に予約を入れた




今日のみぃ


この窓から外を眺めるのが好き❤️