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▼自己紹介
この前、健康診断を受けました。
一年に一度、
都会のど真ん中にある検診センターで
ここ数年変わらずに受けています。
予約時間は13時。
少し早めに着く様にしていたから
最寄駅からの道のりを、のんびりと歩きながら
久しぶりの都心の様子を観察していました。
オリンピックが近いせいもあり
あちらこちらに、
オリンピックのピクトグラムの装飾や
ソメイティやミライトワのペイントがされていて
ビルの谷間の通路は、随分と華々しくなっていました。
こうなる前って、どんな風だったっけ？
そんな事すら、すっかりと忘れてしまう位に
次々に刷新される、宣伝広告の数々。
そのビルの谷間で
段ボールに座り、生活をしている人がいます。
あぁ…そっか、ここはそういう人も多かった。
ふと、忘れていたものに
今、気がついたかの様に
私はその情景を、ただ…ぼんやりと眺めていました。
そしたらね、アナウンスが聞こえて来たんです。
録音された機械的な男性の声で。
この場所で座り込み行為や、煮炊きは禁止です。
道路交通法により禁止されています。
…etc
そう…それは、
その方達に対しての警告アナウンス。
でね、そのアナウンスの最後に…
この放送は、
皆さまに安心安全で、快適に利用していただくための放送です！
と流れた。
その瞬間、ぞわぁ～っと
私の身体の中に、嫌悪感が広がりました。
自分達の正しさや、正義を主張する為の保身のひとこと。
「皆様の為です！」という建前をかざし
自分達は正しい事をしている…
そういう魂胆が、ありありと感じ取れました。
私はね
とても悲しかったんです。
煌びやかなビルの谷間で
段ボールの上で暮らす人達の人権や生活は
誰が保証してくれるのだろう？
命は平等で、誰もが尊重されるべき存在だ。
毎日を懸命に生きる、この人達は
私達の社会が産み出した、ひずみの世界。
可哀そう…だなんて、そんな風に見下している訳ではないし
日々をとても純粋に生きている
ただそれだけの違いなのに
なぜ、この様な扱いを受けているんだろう？
大量消費、大量摂取。
過剰なものに囲まれ、
自分達のエゴの為に廃棄を繰り返す。
スーパーに行けば溢れるほどに食糧はあり
毎日沢山の食べ物が廃棄される現状。
必要以上に装飾をする予算や
権力を誇示したいがための法律には労力を注ぐのに
目の前の生きている人、その一人を
守ることさえ出来ないこの国の矛盾。
政治家の方に期待をしている訳でもないし
世間のルールや仕組みを憂いている訳でも無いけれど
ただ、ただ… 私は、悲しかった。
じゃあ自分には何が出来るのか？
お前だって、その国の恩恵を受けて、
ぬくぬくと暮らして居るじゃないか！
そんな言葉も一緒に湧いてきて
何もできない自分が悔しくもなり
答えの出ない、この感情を
どうやって対峙したら良いのか？
久しぶりに落ち込んでいました。
・
・
・
必要なトキに、必要な分を、必要な量だけ
過剰な添加物を入れて
食糧の日持ちをさせるのではなく
昔ながらの方法で、長期保存をしたり
服もモノもシンプルに
歳を重ねると何故か？
昔ながらの生活を好み、
畑仕事をしたりガーデニングをしたり
自然が多い場所に戻る人が増えるのは
もしかすると、この環境に対して違和感を覚え
そういったモノから離れようとする
人間本来の本能なのかもしれないなぁ～…と
ふと、そんな事を思いました。
そんなトキにタイミングよく
ミナミさん達のYouTubeが公開されたので
少しだけ、気持ちが救われた気もしました。
今、何が起きているのか？
どうしてこういう現状なのか？
偏見なくちゃんと知り、
自分の感覚にあったものを選び
自分に出来る事から続けていこう…
そう、思った一日でした。
▶ミナミAアシュタール_超次元ライブ
皆さんの心が本日も
穏やかな一日となります様に
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