今日、きっと僕が父母に宛てて書いた手紙が父の元へ届くだろう。それを読んで父はどう解釈するのだろうか?情けなく思うだろうか、それとも心配するのだろうか…。僕は僕から家族の縁を切りますと伝えた。もし、もし死んだとしても、家族だ、身内だ、と言わないで引き取らないで欲しいと。僕はまだ正直悩んでいる。姉ちゃんからは葬式なんかする金なんか家に無いから、葬式なんかあげられねーよ、と言われた。うん、その通りだ。自殺なんかしようものなら、金の問題じゃない、恥ずかしい思いを父も母もするだろう。引き取ったとしても密葬だ。そんなの最初からわかってる。お母さんには、もし、僕が死んだら、仏壇で南妙法蓮華経の代わりに浜崎あゆみさんの曲を流してくれと元々頼んである。
まだ正直悩んでる。生きていても、死んでも僕は人に、親に、兄弟に迷惑をかけることくらい、誰かに言われなくたってわかってる。しかも、更に人の気持ちもわからないような奴に罵倒、非難される筋合いもない。昨日はある奴からメッセージが来た。きっと彼か、彼女かは知らないが僕を心配してくれてのメッセージだったこともわかっている。でもそういうお節介を妬いてくる人…というか、その人の言ってくる内容とか、言葉が凄く、すごくキライだった。もう、昨日の時点でその人の言葉とか行動より、その人自身の人間性がキライになった。最初からあんまりイイ感じはしていなかったけど、言われたのが「何、ここをはけ口にして、要は傷のなめあいをしたいわけ?」そんなことまで言われた。僕を本当に心配してくれるような人が言う言葉じゃないだろう。人は変わるもの。そういう雰囲気を持つ人だと最初からわかっていたからニガテだった。僕は感受性が人より多分数倍強い。少しのことにも敏感に感じとれる。だからと言って同じ境遇の人と傷のなめあいをする気はない。正直僕は僕自身の意思を貫くつもりだ。何も考えてないわけじゃない。ちゃんと考えがあってやっている。それを非難罵倒された所で僕はそれを変えるつもりははっきり言ってない。
父に送った手紙には、今までの期限が切れた自動車免許証と、履歴書に使った最近の僕の写真。あと、自分で作ったクマのデコレーションしたミニチュア白クマ。これには背中には金の蝶の羽と、頭には王冠、肩からはドクロの顔と手錠がかかっている。どんな意味があるか。僕は死なない、そのドクロのようにはならない、そして天国へいつか行けるように蝶の羽がついている。そして父が生きている間に僕は自分のティアラを着けた姿を見せれる日は来ない。だから王冠をのせた。どう取られてもいい、今父が危篤だと言われても帰ることすらできない。はっきり言えばデリヘルもする気はない。姉ちゃんには私なら黙ってするけどね。と。僕はお金に困ってた時、黙ってしてたんだよ!そうは言わずに。もうどうでもいいんだ。と返事した。今の僕の本当の気持ちを知る人は誰も居ない。誰も信じられないから。信じられるのは己の意思だけだ。
生理が来た時、凄くホッとした。避妊さえしてくれないバカ野郎、糞男も居るんだ。責任さえとれないくせに。もう僕はsexということに興味がない。要はsexは寂しさを埋める行為ではない。愛を確かめ合う行為、子供、要は愛の結晶を作る行為だ。
僕は今頭の中は男でも女でもない。でも体は女だ。卵巣を一つ無くした位だ。どれだけでも片方卵巣が残ってれば子供はできる。何故か僕は自分を醜いと思うけど、そんな僕を好きだと言う男も女の子もいる。僕はどちらに愛を求めたらいいのかわからないんだ。体が女の子だから男と…それは普通のこと。でも果たしてその男が僕の全てを理解できるか?疑問だ。女の子は女の子、ビアンになる。その子は僕の全てを知った上で一緒に居てくれる。けど僕はその子には普通の恋愛を経験して、幸せを感じて貰いたい。僕は歪んだ感情しかないからその子を僕と一緒に先の見えない真っ暗な長いトンネルという人生を共に歩いて欲しいと思えない。僕は一人で生きていくしかない。