タイトルの通りです。春のビッグレースであるFUJIは棄権することにしました。

3月の133kmのFKTでウルトラの感覚をようやく掴めた気がしていたので、それを確かめる事ができず残念です。

原因は痛めていた右足。後脛骨筋腱炎です。

3月のトレイルランナーズカップみちのく湖畔公園。このあたりから異変が…。



一か月前に痛めた時点で、治療と並行してトレーニングすることを選択しましたが、上手くいきませんでした。


痛めた時点で休んでいれば…
ハセツネ30kに出なければ…
ハセツネ30kの後に休んでいれば…


ハセツネ30kの後の過ごし方がFUJIに出られる最後のチャンスだったと思うのですが、少し痛みが引いたからとフィジカルの低下が気になり走ってしまいました。


大事な練習はやる→痛いからジョグをバイクに→少し痛みが引いて大事な練習→また痛む

この繰り返し。ボリュームも取れないし治らないしで最悪のパターンにハマってしまいました。


ちなみに決定打はこれでした。
先週の芝生ファルトレク(60“-25”)×20 Total8km avg.3‘30/km 。気持ち良く走れて「これはいけるな〜」と安堵した後のジョグで痛みが強くなり、翌日痛みが強くなったのに3hジョグで仕上げようとし、途中から走れないレベルで痛くなり諦め半分。

そこからノーランで、今朝の痛みで判断というところで痛みが引かず、この決断となりました。


後悔すればキリがないですが、本当のギリギリの所でストップできたと思う事にします。昨年はここでストップ出来ず出走、半年棒に振りましたので…。


今は治療、休養に専念しています。
自分の身体の使い方はもちろん、なぜ痛くなるか、日々のケアの重要性とその方法など、改めて学ぶ機会になっています。忙しさを理由にトレーニング“だけ”に逃げてはいけませんね。


6月の奥信濃100をイメージしつつ、その先を見据えて治したいと思います。
まずは楽しく走れなきゃですね!



10年間、大きな目標だったウルトラトレイルマウントフジ。結果に関わらずこの大会からしばらく離れることを決めていました。家族と一緒にゴールできる最後のチャンスでもありました。


いつになるかわかりませんが、また戻ってきます。