「でも頑張ったんでしょ。一生懸命頑張ったからいいんだよ」
 


それは僕がいつも子ども達に言っている言葉だった。


「一生懸命頑張ったよ」
僕はそう子ども達に返すことができなかった。



ありがとう
ごめんね。




【偽りのゴール】

「一緒にいきましょう」

ゴールまでは残り8kmくらいだろうか。後ろから来た丸山君が声をかけてくれた。

「口は動くんだけど、脚がね」

僕は咄嗟にそう応えた。
松山君と丸山君、彼らの背中はあっという間に見えなくなった。


脚が動かない。本当にそうか?
いや、僕は嘘をついた。脚の痛み、体調、昨年のように動かない身体…。

自分のちっぽけなプライドが、嘘を正当化する理由を探していた。
この時、順位は16位。この順位は本当の僕じゃない。周りにそう思って欲しいー。


そんな自分が嫌になり走り出す。でも続かない。
弱い、それは身体ではない、心だ。


もがくのか、嘘をつくのかー。あまりにも情けない葛藤。
自分に負けて迎えたゴール。そこには虚しさだけが残った。



【あっという間の一年】

朝4時。伊豆半島は松崎町。
静かな部屋に波の音だけが聞こえる。

温かい飲み物がスッと喉を通り身体を温め、高ぶる気持ちを落ち着かせてくれる。
うん、調子は悪くない。いつも通りのレースの朝だ。


会場に向かう途中で松永さんと話した。
「一年あっという間ですね」
「僕はむちゃくちゃ長いよ」


新鮮なこと、新しいことが多いほど、時間は長く感じると聞いたことがある。
だから「長いよ」と応える松永さんが、僕はどこか羨ましかった。


「もしかしたら、僕は同じことを繰り返してきた一年だったかもしれない」
そんな不安をかき消すように、心の中でこう繰り返す。


「集中、集中ー」


集中?あれ、僕は一体何に集中するんだっけ。




【自分への期待と不安】

2021年、今年は幸先が良かった。
走るほどにタイムが伸びる。楽しみにしていたUTMFの中止は残念だったけど、良い感覚を掴んでいたので、自分の成長が何より嬉しかった。


仙台でのFKT、練習コースでの自己記録。トラックでもそう、走ればいつでも記録が更新できた。
上手くいかないレースもあったけど、修正する過程も楽しかったし、すぐに結果に表れていた。


それが終わったのが8月末。奥信濃100の後から上手く走れなくなった。
熱中症が尾を引いているのか、ワクチン接種後に寝込んだせいだろうか。
原因も分からず体調不良が続く。ケガも繰り返し、秋のレースは全てキャンセルするしかなかった。


「走り方がわからない」

昨年確かに掴んだと思ったものは、それが実在したのかと疑うほどに綺麗に消え去った。

「行ったり、来たり」
「もう少し、もう少し」


そんな状態が続き、直前1ヶ月の練習はなんとか形になってきた。
昨年のような軽さはないけど、タイムは悪くない。

「自分の動きに集中すれば、以前の自分を取り戻せるかもしれない」


そんな願望にも似た自分自身への期待。それが不安な僕の心をなんとか支えていた。



「そうだ、自分の動きに集中だ」



【期待と現実】

朝6時。僕にとって4回目の伊豆の旅、IZU  TRAIL Journeyがスタートした。


スカイランニング世界王者の上田選手をはじめ、昨年以上の実力者が集まった


松崎港を背にしながら、山に向かって大勢のトレイルランナーが走り出す。


僕は先頭集団を見送りマイペースで走る。
昨年なら、今年の夏までの僕なら一緒に行っただろう。


「強い選手から学びたい」
「それが楽しみでしょうがない」


そんなモチベーションで走っていた自分もまた、今回は綺麗に消え去っていた。



朝日が昇ると、伊豆の山々がオレンジに照らし出される。
宝蔵院を過ぎると、杉林の中を一直線に延びるトレイルが続く。
そんな美しい風景が自然と目に入り、僕は声を上げる。


トレイルランニングは自然の中を走るスポーツだ。
街中のランニングは味わうことのできない素晴らしい景色が、レースであるということを一瞬忘れさせてくれる。


本来は、だ。


僕は「あえて」意識をしていた。目に映る景色を。「今日は楽しみにきたんだ」とー。



約10kmの宝蔵院を通過。
タイムは47分。昨年より1:30遅れ。


身体の動きは良いと言えない。しかし思ったほどタイムは悪くなかった。
疲労の度合いも少ない。


今回の目標。まずは昨年を超えることだ。


昨年のような動きができなくても、そう思えるくらいに練習はできていた。
上手く感覚を掴めれば、昨年より良いタイムで走れるはずだ。


ここから上げていく。
「チャンスはある」
少しだけ、期待が現実に変わる気がしていた。



ただ肝心の「集中」ができていない。
ある不安の方が大きくなってきていたからだ。
それはスタート直前に感じた「踵の痛み」


実はそのせいで思い切り走れていなかった。
だから意識して景色を見ていた。痛みを忘れるためにー。



【予想外の痛み】

右脚。踵の痛みは初めてだった。
「昨日まで何もなかったのに」
素足でアスファルトを叩きつけているかのように、痛みがダイレクトに身体に響く。
痛い、それもかなりの痛みだ。


意識しないようにしていたが、痛みは距離を増すごとにどんどん強くなる。


だから心にブレーキをかけていた。
自分の集団から小原さん、吉原君が抜けた時、本当は一緒に行きたかった。
けど、痛みのせいで自重してしまった。



踵の痛みが、元々なかった自信をさらに奪い取っていた。


なぜ痛みが出たのか。


変わったことといえばシューズ。
しかし既に履き込んでいるし、その際は何も問題がなかった。
それにシューズが悪いなら両方痛くなる。だから問題があるのは自分だ。


ただ、上手くいかないと何かのせいにしたくなる。それも自分の弱さ。
原因は他にあると思いたかった。
夏以降の不調も、熱中症、ワクチンだと騒ぎ現状を受け入れられない。


僕はふと、過去のレースを思い出していた。




【地獄へ落ちたUTMB】

2017年の8月。僕は夢にまで見たシャモニーの街に立っていた。
エリートゼッケンの選手は、ゲート前からスタートラインに入ることができる。
エリートゼッケンの100番をもらった僕は、大観衆、大声援の中を歩いた。あんな経験は生まれて初めてだった。


高鳴る鼓動と裏腹に、ふと気になることがあった。「くるぶしが痛い」


さっきまでは何ともなかった。それがスタートエリアに向かっている時に痛くなった。直前の予想外の出来事に、僕の頭は真っ白になった。


この日のためにトレーニングを積んできた。調子も良かった。
その自信とともに、この場所に立てた嬉しさで天にも昇る心地だった僕は、一気に地獄の底へ落ちた。


痛みに耐え続けた170km。ただそれだけで、僕のUTMBは終わった。


あのUTMBと同じなのか。
一体何が悪かったんだ。
今回も何も得られず終わるのかー。




【最善を尽くす】

「原因はなんだろう」

UTMBの時は数週間前に僅かな前兆があった。
でもあまりにも僅かだったし、すぐに消えたので気にもとめていなかった。


しかし痛みは隠れていただけだった。
知らぬ間に大きくなり、一番大事な時に現れた。


振り返って見れば分かる。
あの時の痛みは、自分自身の取り組みの甘さを教えてくれたんだ。


今回はどうだ。
右アキレス腱の痛み。もう3年近くになる。
一度完治した後、もう一度休むのが怖くて騙し騙し走ってきた。


右脚のぬけぬけ病。高校からの長い付き合いだ。
でも最近は症状がひどかった。
右の腰、臀部の痛み、痺れも出ていた。


「Izu trail Journey は走りたい」


秋のレースをキャンセルした焦り。
いつまでも休んでいられない。
だから不調と上手く向き合えなかった。



踵の痛みも右脚。
多分、全部繋がっているんだろう。そう予想できた。


去年は「楽しい」、「チャレンジしたい」、そんな純粋な気持ちで走れていた。
だけど今年は違った。
世界選手権の代表に選ばれたプレッシャー、責任…。


そう書くと見映えはいいが、僕はただ見栄を張りたかっただけなのかもしれない。
「自分はここにいる。速く走れるんだ」と。


やっぱり自分は甘かった。
痛みがそう教えてくれた。


痛みはどんどん強くなる。
それでも止めるという選択肢はなかった。


ここで原因を考えても状況は変わらない。
でも気持ち次第、心一つで結果は変わるはずだ。
例え望んだ結果じゃなくても、それができれば大きな自信になる。



「最善を尽くす」


シンプルだけどこれしかない。


諦めるのも、止めるのも簡単だ。
UTMBのような時間を過ごすのはもう嫌だ。




【心と言葉】

A1の黄金橋は昨年から3:30遅れ。
ペースは上がらないが、気持ちは充実していた。



その時、マラソンの大迫選手の著書に書いていた言葉を、ふと思い出した。
「きつさは身体そのもののダメージではないことを自覚し、分析する。そうすればきつさを軽減できる」


僕の今の状況はきつさではなく痛みだ。ただ考え方の応用はできる。
痛みは脳が信号として感じていることだから、脳を騙せばいい。


笑え。ネガティブに支配されるほどに痛みは強くなるし、身体も動かない。
笑うことでポジティブだと脳に思い込ませるんだ。


話すのも良い。それもポジティブな内容だ。
言葉には力がある、責任が生まれる。そうありたいと自分を律することができる。


途中、ペースダウンしている長田君がいた。

「まだまだこれからだよ。一緒に行こう」

奥信濃で助けてもらった恩返し。いや、そんな綺麗なものではなかった。
言葉の力を信じ、自分自身にそう言い聞かせていた。


「須賀さん」


前から声をかけてくれたのは撮影班の上正原君だった。

彼もこのレースにエントリーしていた。
走れば間違いなく上位争いをする選手。でも故障で大事をとって欠場していた。
若いのに僕とは違いしっかりしている。


その上正原君がこう言ってくれた。


「須賀さんが1番笑顔ですね」


「走り方が一つしかないと脆いから、引き出しを増やしたいんだ。楽しむだけでも、これだけ走れるんだって分かれば自信になる」


きっと僕は流暢に語っていただろう。でも顔に、言葉に、出さないように必死だった。


「痛い」


そう言った瞬間に終わってしまいそうだった。
自分がどれだけ脆いか、弱いかを知っているから。


僕は弱い。身体以上に心が。


いつも心の底から楽しいんでレースを走りきれるほど純粋じゃない。
かといって、タイムや順位を目標にすればすぐに苦しくなってしまう。


ただ僕は「自分が弱い」ことを知っている。
だから、どうしたらポジティブになれるかを考える。


心が前を向くように、崩れないように仕掛けを作る。それは経験をして、自分の中に積み上げてきた財産だ。

言葉、表情、口にするもの、考え方、ザックに入れるものまで。
それを今、フル活用して僕は進んでいる。




「この状況を楽しもう」
そう思うことでポジティブになれる



確かに、これでは良い感覚は掴めそうもない、順位もタイムも望めない。
それでも、この状況で今日のベストを尽くせば、自分の引き出しが増やせる、自信がつく筈だ。それが痛みを超えるモチベーションに変わっていくのを、僕は感じていた。






【自分以外の存在】

40kmのA2仁科峠。タイムは3:44
昨年から9分の遅れ。ペースはさらに落ちた。

それでも僕はグレートレースのカメラに向かって言う。
「まだまだこれからですよ」
それは自分を鼓舞する言葉だ。




エイドでも笑顔を心がける



途中、立ち止まりシューズの紐を2回、結び直す。
もちろん踵の痛みは治らない。それでも少しでも不安のあることは試す。
自分が納得するために。



仁科峠から先の区間。途中から鬼塚さん、岩井君とパックで進んだ。

「進んだ」というより「運んでもらった」という方が正しい。余計なことを考えず、自分以外のリズムに乗せてもらうのは心地が良かった。一人で走るよりもずっと楽に速く走ることができる。





走りはどことなくぎこちないが、笑顔はまだ変わらない



51km地点、A3土肥駐車場。5:07
昨年より17分も遅い。順位は13位。
それでも笑顔でいるように努めた。この状況を楽しめている。まだ大丈夫だ。


エイドで補給を済ませて、スタッフの皆さんに一礼をする。
グレートレースの影響だろうか。ここまで名前で応援してくれる方が沢山いた。
こんなことは人生で初めてだった。嬉しかった。


「苦しい顔は見せたくないな」
「笑顔でお礼がしたい」


応援が大きな支えとなっていることを、距離が増すたびに感じていた。
これも言葉の力。そして感謝にも、ありがとうにも、パワーがある。
その恩恵を受けるのは僕自身だ。



ペースは落ちていたがポジティブだった。
鬼塚さん、岩井君の存在もそう。
沢山の応援、一緒に走っているみんな。
それは自分以外の存在。
順位やタイム以外へのモチベーションが、僕を支えてくれていた。




【掴みかけたチャンス】

トップ10は難しい。しかし今日のベストを尽くすんだ。
残りは18kmの下り。このペースなら1:35-40くらいかかるだろうか。


今回のコースは昨年より約2.5km距離が延びた。
昨年の走りで今回の距離なら6:20くらい。そこから25分程度の遅れ、6:45でゴールしたい。
そうすれば大きな自信になる。いける。


実は昨年も満足できる走りではなかった。
だから、スタート前

「良い感覚が掴めれば6:05-10で走れる」
「そのタイムで走れば、上位のチャンスがある」

僕はそう考えていた。


そのタイムからは程遠い。
それでも、自分にしかわからない「満足」がある、「納得」がある。
今はそれを掴みにいくんだ。


強くなるチャンスだ。
UTMBの二の舞にはしない、絶対に。



【緊張の糸】
エイドの出口。撮影クルーの方に声をかけられた。


「脚が痛くてペースが上がらない」


突然発した自分の言葉に戸惑う。



言葉には力がある。それはまた逆も然りだ。
その言葉を発した瞬間「プツン」と音を立てて切れてしまった、緊張の糸が。


「脚が痛い、身体が動かない、エイドの補給で失敗した、体調が悪い、そもそも去年より20分近くも遅い、こんな順位なら何位でも同じだー」



蓋をしていたネガティブな感情が一気に溢れ出した。
さっきまでの自分が嘘のように、脚が止まった。
笑うことができなくなった。



そして僕は歩いた。
走ることを止めた。


折れそうな自分を、ここまで必死に繋いできた。
その頑張った自分を、僕は自分自身で否定した。


目の前に見える綺麗な富士山も
応援してくれる方々の声も
全てに何も感じなくなった。


なぜあんなにも急に変わってしまったのか。
本当にあの一言のせいだけなのか。今でもよくわからない。



ただあの時は


「もうやめてしまいたい」

それだけだった。




笑顔が消えた


その後の18km。
本当はどうにかなったのかもしれない。
でも「今を必死に頑張る」ことができなくなった。

「必死に頑張った結果」が今日の走りだと思われたくなかった。
それはさっきまでと全く反対の心境だった。


僕は、頑張った自分に、そして応援してくれる人に「今日は本当の自分じゃない」
そう嘘をついて、ゴールした。


16位。6:58:27。


A3の土肥駐車場で「いける」と思ったタイムより、10数分遅れた。
「僅か10数分じゃないか」
そう思う人もいるかもしれない。


ただ僕の中では違う。
その僅かな時間の中で、失ったもの、手にすることができなかったものは、あまりにも大きかった。


気持ちの整理がつかないまま、僕の伊豆の旅は終わった。




【変わらない自分を受け入れる】

「人と比べるのはもうやめた」
「嘘のない走りがしたい」

そう思っていたはずなのに、やっぱり比べてしまう、嘘もついてしまう。
強くなった、変わったと思った自分の心はどこに行ってしまったのだろうか。


変われないー。


「不器用」
「真面目すぎる」
「考えすぎ」
「もっと気楽に」


そんなことを昔からよく言われる。
そんな自分を変えたいと、違う自分を演じたこともあった。


でもやっぱり自分は自分。
不器用でも、考えすぎたって構わない。
いつの間にか、そう思うようになった。


だから今回の自分も、やっぱり自分。
変わらなくてっていいのかな。


二歩進んで一歩下がる、いや、振り出しに戻ってしまうこともあるかもしれない。
それでも良い。やっぱり、ありのままの僕で、自分自身で、走ることに納得したいから。



やっぱり、僕は弱い。
それも自分が思っていた以上に。



でもその本当の弱さを知ることができた。
比べてしまうことも、嘘をついてしまうことも、知ることができた。
それだけでも良かったじゃないか。そう思おう。


後悔がないと言ったら嘘になる。


でもまた一つ、二つ、財産が増えた。
弱い自分を知って、受け入れて、隠さない。ありのままの自分でいよう。




【走ることの原点】

帰りの新幹線。
夜、車窓の外は真っ暗だ。
それでも僕には、前日に見た景色が見える。
名前も知らない、変哲もない田舎の景色。


「ここを走ってみたい」


知らない景色を見ると、いつもそう思う。
それもまた変わらない自分。走ることの原点。
この気持ちがある限り、僕は走り続けるだろう。


それでもレースで負けて、上手くいかなくて、涙が出る時もある。
それもまた自分だ。


楽しく走りたい自分と、一番になりたい自分、幼い頃から変わらずにどちらも自分。
そんな自分も、弱い自分も、同じ自分。
そんな自分を笑われたっていい。一度きりの人生、後悔なく生きていきたい。



そうだ。
思えば上手くいかなくて家族に当たってしまうこともあった。
随分と迷惑をかけてしまった。


でも家族がいなかったら、僕は今よりずっと弱かった。
上手くいかない時、苦しい時、思い出すのはいつも妻のこと、子ども達のこと。


長く一緒にいるからわかる。
家族のおかげで僕は一人よりもずっと強くいられるんだ。いつもありがとう。




【旅の途中】

大会から二週間が経った。
僕は走ることも、トレーニングをすることもしていない。
痛めた脚のケアもしていない。治療にも行っていない。


でも、これでいい。
何もしない、何も考えない時間を、今は大切にしたい。
それが今の気持ち。ありのままの自分を受け入れよう。


僕の4回目の伊豆の旅は終わった。
でも、自分の人生を旅に例えるなら、僕の旅はまだ道なかばだ。


そんな僕の旅のゴール、それは「まだ見ぬ自分」に出会うこと。

つまりゴールはあってないようなもの。


今だからわかる。

旅そのものを楽しんでいる自分がいるんだ。
だから成功も、失敗も、大事な旅の1ページ。
「まだ見ぬ自分」に繋がる貴重な経験、財産だ。



UTMBも
世界選手権も
目標ではあるけれど、僕にとっては旅の途中。
今この時もそう。
全部が大事な旅の1ページなんだ。



いつまでも走り続けよう。
終わらない旅をしよう。


トレイルランニングに出会った頃と同じ
この道のように真っ白な気持ちでー。




でもこれだけは変わりたい。
いつもこう言える自分になりたい。


「一生懸命頑張ったよ」




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Supported by
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Photo by 
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Shigeto Osumi
Emi Iwai

Location
Izu trail Journey 
Oshika peninsula 
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最後まで読んでいただきありがとうございました!
須賀シカオ🦌先生の次回作にご期待ください!
(週刊少年誌的な)