COROS VERTIX2のレビュー第二弾!
今回は
①重さ
②フィット感
③地図機能
④各GPSモードの精度
についてレビューしていきます。
①重さ
実際に走っていても気になる重さではありません。
というのも、先日VERTIX2で泉ヶ岳のFKTを部分的に行いましたが、スプリングバレー〜北泉ヶ岳が自己ベスト+1分。かもしか〜泉ヶ岳は−20秒。早朝スタートかつ装備も重かったことを考慮すると、北泉ヶ岳までも実質自己ベストな走りができたからです
VERTIX2自体は短い距離でスピードを出す状況を想定した機能、作りではありません。
しかし、そのスピードで走っても全くマイナスにならない重さという印象、感覚でした
まあ、一昔前のGPSウォッチなんてどれも重かったですからね。
それを考えると全部軽い。笑
②フィット感
VERTIX2のシリコンバンドはこの通り。
狭いので装着位置に困ることはありません。フィット感は良好です。
ただ時計自体が重い分、速いスピードで走ると少し下にズレやすい感じがします。
もちろんきっちり絞めれば問題ないのですが、その辺りはPACE2やAPEX proの方が間違いないフィット感だと思います。
③地図機能
スプリングバレー前で、泉ヶ岳17kmのルートを表示したものがこちら。
カラーで非常に見やすい地図です。
現在地はもちろん、全体像を把握しやすい。
以前のルートナビ機能は、進むべき赤ラインのルートしか表示されなかったので大きな違いです。
ちなみに右下長押しから地図機能のみを使用するとこんな感じ。
街中ですが建物も含めてかなり細かく表示してくれます。
最大で50mまでズームアップできます
なんというか、この地図を眺めているだけで楽しいです。笑
この地図機能はAPEX pro、VERTIXにも12月のアップデートで投入される予定ですので、お持ちの方はお楽しみに。
④各GPSモードの精度
GPSを捕捉する衛星の数の違いだと思うのですが、VERTIX2には三つあります。
・標準GPSモード(140時間)
・マルチコンステレーションモード(90時間)
・デュアル周波数モード(50時間)
→複雑な条件に対応
標準モードで毎秒計測140時間ですから、それを50時間に減らした精度ってのはどんなもんだろうと比較してみました。
場所は宮城野原陸上競技場の外周です。
それぞれ3周しました。
・標準モード
・標準モード
実際に通った場所は内側ギリギリではなく、真ん中辺り。
高い建物はありませんが、一部観客席の下になるので、複雑な条件とまではいかずとも、GPS的には良い条件ではないのかなと思います。
さらに周回なので完璧な精度は難しい。
過去、他のGPS時計でも同じようなラインになりましたが、充分な精度だと思います。
見てください!こりゃすごい!
ラインのカーブが非常にスムーズです!
それに3周ともほとんどズレていません!!
スタート地点はズレていますが、許容範囲内と言えるでしょう。
距離はこちら。
結果的に標準モードとほぼ同じ数字になりましたが、これがより複雑な条件、つまり高層ビルの間や山深いところでは大きな差になりそうです。
ちなみにAPEX proのGPSの選択も3つありますが、
・GPS/QZSS
・GPS/QZSS+Glonass
・GPS/QZSS+BeiDou
となっており、基本的には使う衛星を変える?みたいな感じでしょうか。
(わかってなくてすみません…)
GPSの稼働時間は変わらないと思います。
ちなみにちなみに
長時間稼働モードにするには
・アクティビティ中に右下を長押し
・設定から長稼働モードをオン
(Ultra max gpsモード)
この手順になりますのでご参加までに!
時間があれば、トレイルの周回コースなんかでそれぞれのGPSモードの精度を比較してみたいと思います。