ごろごろ ごろごろ
ごろごろ ごろごろ
涼を求めて転がる
ごろごろ ごろごろ
ごろごろ ごろごろ
おふとんに敷いた
【冷感敷パット】
茹だる暑さで役立たず
ごろごろ ごろごろ
ごろごろ ごろごろ
リビングに転がり
冷たさに頬が緩む
だけど、ソコでは
眠ることはできない
仕方が無いので
おふとんに戻る
お風呂でさっぱりしても
直ぐさま汗をかくから
何だか腑に落ちない
涼を求めて頃がってたら
いつの間にか仕事から
帰ってきたあの人が居た
訝しむ目とうろたえる目
『お帰りなさい』と声を
かければこめかみに小さ
く口づけをくれた
あの人がシャワーを浴び
ている間にベランダへ
もわっとした空気に
顔をしかめるけれど
時おり吹く風が心地好い
今日も茹だる暑さで
眠れそうにないけれど
きっと、あの人の腕の中
ならぐっすり眠れそう
でも、こんな熱帯夜では
ソレは無理に決まってる
ため息を一つ吐いて
寝室へと戻っていく
*****
背中を向けて横になる
何か言いたげな視線が
突き刺さるけれど、
こんな熱帯夜にまさか
『抱きしめてほしい』
なんて言えやしない
だけど、後ろから伸び
てきた腕の中に囲われ
更なる熱さを感じさせ
られたのは、予想外
熱帯夜
暑さなのか
熱さなのか
冷たいシャワーが恋しい
に行く為