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** TEA・TIME **

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           ~気がつく…?


二人でクスクスと笑いあっていたら何かが落ちる音がした

びっくりして振り向けばドアの所に生徒会長がいた

足元には鞄が転がっており、けれどソレを拾おうともせずに二人を、正確には女の子を見つめたまま動かない会長が…

不意の来訪者に女の子の顔が瞬時に無表情のモノに切り替わる
けれど、何処かで見たような?と、しきりに頭の中で思い出そうとはしていたがなかなか思い出せなかった

ようやく自分と同じクラスにいる生徒会長だと認識したのは、一緒にいた彼女に教えられての事だった

別の場所で出会った事があるような?そんな気がしてならなかったのだが…





           ~その笑顔は


誰にも呼び止められる事無くたどり着いた目的地

ようやく一息つける…そう思っていた会長は物理準備室の最奥にある隠された部屋へのドアに手をかけた

けれど、中から話し声がする事に気がつくと入って良いものかと躊躇した

中に居るのは女性二人

その内の一人は文化部委員長である事は解ったがもう一人の方は何処かで聞いた声だった

自分自身は滅多に来る事が無い為、役員以外でこの部屋の事を知っている女の子がいる事に気がついていなかった

こっそりとドアを開け中の様子を伺ってみるとそこにはマンションのみでしか見る事の出来なかった女の子の笑顔が見えた

動揺してしまった会長は手にしていた鞄を落としてしまう失態をしてしまい二人を驚かせてしまった







~気がつくと


華が綻ぶ様だと思った

学院内で見かける時はいつも無表情か少し歪ませるか(バカ男のせい)で笑顔など一度も見せた事が無かったから

きっと初めてだ…

初めて見るその笑顔に見とれしまい、女の子が訝しげにこちらを見ていた

正直にその事を伝えれば、瞬時に顔を真っ赤に染め上げた
しかもオロオロうろたえるオプション付きで

挙動不審に近い女の子が可愛くてクスクスと笑う事が止められなかった

…来訪者が来るまでは