~それは迷惑極まりなく
春 入学して間もなく同じクラスで友達が出来た女の子はそのまま部活動も同じ所を選択した
ソコは近くの幼稚園や保育園、図書館などでの活動が主だった
その時入部したのは3人
女の子と友達と男の子
何をするにも3人一緒で女の子と男の子は趣味も合いよく話しをしていた
だからなのか、先輩の一人が女の子と男の子を囃し立て付き合わせようと周囲の人間を巻き込んだ
女の子は困惑した
男の子はその気になり、だんだんと女の子を自分のモノ扱いをしだした
女の子の否定の言葉は…誰一人として聞き入れ無かった、初めて出来た友達すら面白がっていた
~立ち入る可からず
女の子の瞳に恐怖を見つけた会長は手を下ろした
普通ならば気付く事の無いその瞳に声をかけたかったが全身で拒否をされている様な…そんな気がした
手を下ろし、声をかける事を止めた会長に女の子は安堵し、直ぐさま辞去する事を述べ帰途についた
女の子に逃げるように帰られてしまい、残された二人は顔を見合わせ…『冷酷紳士と呼ばれる会長が怖かったのでは?』と委員長にそう結論付けられた会長は…何を思ったか『そうか…』と一言呟き女の子の出ていったドアを見つめた
~不信な行動
女の子の様子がおかしい事に気づいたのは真向かいに座っていた委員長だった
それは会長が室内に入り女の子の近くの椅子に座った事により顕著に表れた
やや身体を背けるようにして会長を視界に入れようとせず、『今にも逃げ出したい』そんな雰囲気を纏っていた
二人とも女の子が男性恐怖症、嫌悪症?である事を知らない
顔を身体を背けたままの女の子を不信に思って会長は女の子に手を伸ばす
途端に身体をビクつかせて手を振り払われ、顔を見ると女の子の瞳には恐怖が宿っていた