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** TEA・TIME **

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☆ a guardian angel ~守護天使~みー様より  『 NUDY 』 ~ 君の素肌に触れるのは ~ 2-3             ダメだわ…敦賀さんも、ショータローも…あまつさえ黒崎監督まで、すっぽんぽんに見えてきた。

( きっと、私の思考回路はショートしてしまったのね… )
「・・・俺の望む絵にならねーと思ったんだが、…試してみるか?
なぁ京子?…風呂の前に例のシーン、カメラテストも兼ねてこのまま、二人と演技するってぇのはどうだ?」

・・・ふぇっ??…今、私の名前が呼ばれてなかった?

…まさかね?空耳よ、うん、空耳…だって私はこれからBスタで撮影…のはずだったのに~~っ

この騒動を見守っていたスタジオ内のスタッフの視線が一斉に私に注がれ…そこへ更に、渦中の二人から…突き刺さるような視線が向けられた。

いやぁぁあああああああああああああああああああああああ~~~~っっ

私はここを素通りするはずだったのよ…これから女性スタッフだけの…入浴シーンを先に撮影する予定で…っっ その予定だったじゃないですか~~~監督ぅ~~~っっ!!

「…え?えぇぇええええっっ????」

ガウンの下は水着着用…とはいえ、この状況で??私の貧相な身体を今すぐここで晒せと…?
「監督…俺じゃ役不足でしたか?」

似非紳士なスマイルを浮かべながら…敦賀さんが穏やかに不満を口にする。

「いや、天下の敦賀蓮をを前に役不足なんて、云うわけがないだろう?
だけど、ま…せっかくやるなら…その方がおもしれーもんができそうだろ?
俺(プロデューサー)に喰ってかかってくる奴も珍しいし…
対決して、よりいい表情(かお)を…最高のCMを作れるんなら、構成を変えたって構わない。
どうだ、やってみるか?」

そういって…ニヤリと口角を上げて二人をけしかける監督。

「…あん?どうするんだ?負けるのが嫌なら…やめたっていいんだぜ?」

そういって、ショータローの顔を覗き込んだ監督に低い声でショータローが答える。
「・・・嘘じゃねーだろうな?」

「あぁ、男に二言はない。じゃ、そういうわけだから…おめぇら、準備開始しろっ!」

黒崎監督の掛け声で一斉に撮影準備を始めるスタッフ達…
あのシーンを…二人を相手に…?? あの人の前で…アイツの前で…?

って…うそでしょうぉおおおおおおおおおおおお~~~~~~っっ


続く
☆ a guardian angel ~守護天使~みー様より


『 NUDY 』 ~ 君の素肌に触れるのは ~ 2-2



ひとり悶絶していると…コンコンとドアがノックされ、ドア越しにスタッフの声が聞こえた。
「それじゃ、京子さん…先に入浴シーンの方から撮影しますんで、着替えたらBスタジオの方にお願いします」

その声に…私は我に返った。
いけないわ、キョーコ…相手が誰であれ演じるって決めてここに来たんじゃない…
私は女優…女優なのよ。
…平常心を取り戻そうと高鳴る心臓に気づかない振りをして…大きく深呼吸をした。

そうよ、これ以上不審な態度を取ったら、スタッフにまで気づかれちゃう。
しっかりしなきゃ…そう思って、ドアを閉めた私はBスタジオへと向かい、歩き始めた。
その瞬間、さっきの…Aスタジオの方から聞き覚えのある怒鳴り声が聞こえてきた。

「…どういうことなんだよ?!キョーコの相手役は俺のはずだっただろう…?
それがなんで、コイツに変更になったんだよ!!」

Aスタジオへと近づくと…ギャーギャ-と騒ぎ立てている声の主がショータローだとわかった。
現場は騒然としていて…黒崎監督に喰ってかかろうとするショータローのすぐそばには、沈黙を保ったままの敦賀さんが立っていた。

( なっ…何をやってるのよ~あのバカは~~~っっ!!)

「確か、マネージャーを通じて丁重にお断りした筈だが…?」
ショータローにまったく動じてない様子の黒崎監督が、後ろで青ざめている祥子さんをじろりと睨んだ。

( …か、監督…らしからぬ…なんて素敵なドスの効いた声…祥子さんが気の毒になってくるわね…)

まさにチンピラ…といった監督の風貌に、引き気味のショータローだったけど、
フッ…って敦賀さんに鼻で笑われたのに気づくと、その怒りのままに勢いを取り戻した。

「ぐぬぅ…あぁ、確かに聞いた…けどな、俺は納得してない!どうして俺じゃダメで、コイツはいいんだよ?」

敦賀さんを指差して失礼な事を口走るショータロー…
…そんな当たり前のことがわからないなんて、なんてバカなの…?
敦賀さんとアンタじゃ月とすっぽん…ぽん…  すっ…ぽん…///

ぎゃぁあああああ~~っっ また思い出しちゃったじゃないぃいいいっっ ショータロめ~~っっ



続く

☆ a guardian angel ~守護天使~みー様より


『 NUDY 』 ~ 君の素肌に触れるのは ~ 2-1



撮影現場となるAスタジオに挨拶に向かうと…そこには、見覚えのある人が黒崎監督と談笑していた。

「・・・つっ…敦賀さんっっ?!」

「やぁ、最上さん、今日は宜しく」

宜しくって…宜しくってどういうこと~っっ?!
それじゃ、相手役はショータローじゃなくて敦賀さん??

「というわけだから…」

多くを語らずニヤニヤした顔で私をみる黒崎監督に…私は思わず気が遠くなりそうになった。
キッと敦賀さんを睨むと、ん?何か文句でもあるのかな…って涼しい顔で私を見てる。
苛立ちを隠し切れず…かといって文句も言えない…そんなやり取りさえ…
黒崎監督にニンマリ顔で見られていたことに気づいた私は、挨拶を済ませると急いで控え室へと戻った。

( うーっっ、絶対ばれたわ~~っっ/// もぉ~~っっ敦賀さんのバカぁ~~っっ)

公私混同はしないって言ってたのに…っっ、

控え室へと戻る途中の廊下で社さんをみかけた。…真っ白に燃え尽きて、灰になりかけた社さんを。
きっと無理を言って…ううん、違うわ、あの極上スマイルで脅して…仕事を調整させたのよ。
…これを公私混同と云わずして何を公私混同って云うんですかぁ~~っっ!!!
…って声を大にして叫びたい…言えるわけないけど。

…って―――――――――――ちょっと待って…

相手が敦賀さんってことは…あんなことやこんなこと…を敦賀さんと演じるってことよね??
この間、説明を受けた絵コンテ…には、恋人たちの甘い時間が描かれていた。

真っ白なシーツの上…ふわりふわりと、空から舞う天使の羽根…

湯上りの素肌にそっと馴染ませるように…手首から二の腕にかけてローションを塗る私

そんな私を、背後からそっと抱き締めて…私の手から奪ったローションを背中に垂らして…
その大きな手のひらでローションを擦りこませて…背中のラインをなぞる指先
そして…そんな私の背中にそっとキスを落とす…彼。

愛され肌 美白系 『NUDY』 抱き合う二人の引き絵に商品のアップが映る…という内容のもの。

それをお互いにほぼ裸の状態で…演じる…わけで・・・・・・
いやぁぁあああああ~っ /// 想像するだけで心臓が口から飛び出しちゃう~~っっっ


続く