4月17日 火曜日
僕が重症筋無力症を発症したのは、2年前のちょうど今日のことだ。
奥多摩の山、生藤山(990m)登山を楽しんだ翌日、朝起きたら目がしょぼしょぼしていた。
いまさら花粉症か、と一日中目をこすっていたが、
後から思うと、ものが二重に見えるという、重症筋無力症の症状の一つである複視が出ていたのだ。
それからわずか2か月後の6月中旬には歩けなくなって車イス生活を余儀なくされたのだから
症状の悪化のスピードはハンパなかった。
僕は日々刻々と身体が不自由になっていく状況にあぜんとするばかりで
悲しんでいる心の余裕すらなかった。
元気に2年目を迎えられたお祝いにちょっと高めの山に登ってみようと
今度の日曜、月曜に1泊2日で雲取山登山を計画していた。
標高2017m、東京都の最高峰だ。
いつかは登りたいと思っていたが、日帰りでは行けないのでなかなか機会がなかった。
月曜日は学校があるので行くのは僕と妻だけ。中3の長男、小6の次男は留守番である。
もっとも学校がなくても、最近は山嫌いの二人はついてこないだろうけど。
しかし、出発4日前の今日になって、小6の次男が「お母さん、行かないで!」と言い出す。
夜寂しいからイヤだ、というのである。
なんだかなあ。もう小6にもなって。
ということで、雲取山登山は中止。
ホント、ここのところ、旅行は中止になってばかりだ。
子どもたちが独り立ちしたときに高い山に登れるよう、体力維持に努めないと。
※重症筋無力症を発症してから車イス生活になるまで。そして回復、2年後の再発・・・。診療、薬のことから、医療費、息子の不登校まで、2年あまりの闘病をつづった電子書籍を配信しております。
