2016年10月5日 火曜日

血液検査、QMGテストを終え、担当医の診察。

診察と言っても、この病気の場合、基本的には患者が最近の症状を医師に報告するというのがメインだ。

「2か月前の外来のときは確か80点とか85点くらいの状態と説明しましたけど、それから5点くらい症状が改善していると思います。

日常生活は問題なく、普通に暮らしてます。運動とか山登りはしていないし、まだまだ難しいとは思いますが

それを除けばまったく問題ありません」

「それは素晴らしい!」と担当医。

担当血が指を動かして目の動きをチェック。なにも問題はない。

血液検査の結果がプリントアウトされる。

ただ、肝心の抗アセチルコリンレセプターの数値はすぐにはわからないので、次回の外来に持ち越しだ。

「肝臓の数値がなんだかすごく悪いですけど」と担当医。

見ると、γ-GTPが112となっている。正常は下限11、上限58だ。

確かに悪い。でも、酒好きの僕の肝臓はもともと悪く、

毎年受けている人間ドックでも、γ-GTPの数値はいつも高くて

以前にも112になったことがある。しかも今回は人間ドックのときと違い、前日に酒を抜いてない。

「単なる酒の飲み過ぎだから問題ないですよ」と僕。

「問題ありますよ!」と担当医。「調子に乗りすぎです」

ということで、次回の外来でも血液検査をすることになる。反省。

処方される薬はプレドニン、メスチノンなど分量に変更はなし。

MS冷シップ5枚入りを処方可能ギリギリの14袋処方してもらう。

前回は7袋だったけど、毎日の筋肉痛は相変わらずで、全然足らなかったのだ。

ついでに頼んでうがい薬も処方してもらう。アズノールうがい液。

特定疾患への助成で一か月の支払い限度額が決まっているので

うがい薬をプラスしても負担は増えない。市販薬を買うより経済的だという、せこい理由だ。

次回の外来は12月。そのときまで、いまの調子が持続しますように!

 

※重症筋無力症を発症してから車イス生活になるまで。そして回復、2年後の再発・・・。診療、薬のことから、医療費、息子の不登校まで、2年あまりの闘病をつづった電子書籍が販売中です