原発の是非について日々議論されています。今のところの私の考えは段階的に停止し原発をゼロにするということが望ましいと考えています。
しかしながら3.11以前は温暖化の問題などから考えて原発は止む無し、より安全な方法で技術開発すべし、と考えていました。この考えに至るまで様々な経緯がありますが、結論としてそう考えていた事は事実です。いまさら否定する気もありません。
私は理科系の大学を卒業し、原子力関連の会社への就職を希望していました。とくに原子力関連の勉強をしたわけではありませんが、夢のようなエネルギーであり、技術の最先端であり、これからの産業を支えるという意味でも社会貢献度も高いと考えていたからです。
数社面接も受け内定も頂きました。結果的には直接的に原子力関連の会社へは就職しませんでしたが、当時強い思いで原子力に関わりたかった思い出があります。
当時私は世の中のイノベーションは科学技術の発展にありと思っていました。今でも一部そう考えています。
アインシュタイン、エジソン、ライト兄弟・・・・
人間の営みを大きく変えたのは皆技術者です。
その分科学者には一つに突出した能力だけでなくバランス感覚も求められると考えています。(もしくはその科学者をコントロールする人が)
私の通った大学の工学部の正門には「神なき知恵あ知恵ある悪魔をつくることなり」と書かれています。科学者には大きな社会的責任があり強い哲学が必要だと思います。
今後の国内の原発の後始末また海外で普及して行くであろう原発の不慮の事故に対応することを考える時、原子力に関する研究はしばらくは継続して行くべきでしょう。
いま問題になっている原子力ムラ的なことにならず、人類が幸せになるための科学技術を常に考え議論して頂き、また私たちも議論に参加して進められていくことを願います。





