不動産の価格を決める要素は大きく言うと【相場・需要の高低・売出し期間】の3つが絡んでくると思います。
●相場は分かりやすい。
直近の成約事例や売出し価格が合っている周辺の物件が参考になります。
●需要の高低については、お客様は物件の動きを把握されている訳ではないので難しいかもしれませんが、まぁエリア別でなんとなくはイメージして頂けるかと思います。
駅からの距離や人気の学校区などですね。
●売出し期間は売主様のご都合にもよるのですが、早めに成約になって欲しいか、急いで売らなくてもいいかの違いで、すぐに売らなくてもいいなら(少し)高めの価格で売り出されて機会を待つというのも手段になります。
*少しというのがミソ。1,000万円とか相場より高く売り出すと、かえって売れなくなり、数ヶ月か1年売れなくなります……
これらの要素が絡み合って、物件価格というのは決まってきます。
でも最近頻繁に見る「高過ぎる価格設定」の売出し物件って、需要の高低を売主様に対して、ある意味ごまして提案をしているんでしょうね……
「物件が少ないので、今ならこれ位の売出し価格でいけるかも」
「相場が上がっているので、今からこれ位の売出し価格でいけるかも」
こんな営業トークなんだと思う(汗)
高い価格で売れるならやってみたいという気持ちは分からないでもないですが、必ず言える事は【この位の売出し価格でいけるかも】という曖昧な言葉でなく、お客様自身が納得できる内容である事が重要です。
色んなデータや資料を詳しく説明してもらって売主様自身が納得できるものでなかったら、購入を検討されるお客様も納得は出来ないものです。
〈茨木市の不動産の事はアイ・ウィズ不動産〉