最近売却の事で「不動産会社の売り出し価格提案がおかしくて、高値物件ばかりである。結局は売れずで大幅な価格変更を繰り返したり、買取りに誘導したりしてる」と不動産会社の問題点をよく書いています。
全くその通りだと思うのですが、心のどこかでは「え・・・自分の相場感がおかしいだけか・・・(汗)」っていう不安もあるんです、実は。
もしかして相場が思っているより上がっているだけで、時代に合っていない・もしくは先読みできていないだけかと(汗)
なので、売り出しされた物件の価格変更の経緯や成約確認を日々している訳です。
結果として、ほぼ合っているはず。
「高いなぁ」って思う物件はほぼ価格変更を繰り返しているし、成約物件にしても「まぁこれ位の価格が着地点になるよね」と。
お客様にアドバイスするためじゃなく、もう自分の為と言っても過言じゃないくらいの確認作業。
数十件に1件ほどの割合で「え・・・ホンマにこの価格で売れたん?」っていう、高く売れた成約事例をみる時もあるけれど、
これは不動産会社がキチンと実際に売れた価格で成約登録してるのか怪しいし・・・
もし本当に売れたとしたら、何も調べずに不動産会社の営業だけで買ってしまった買主様という事になる。
そう考えて、自問自答しています。
毎週ホームページ会員様に送信しているメルマガで、冒頭に【今週のピックアップ物件】として、売れそうな物件・価格が相場と合っている物件・検討してもOKな物件をご紹介していますが、大体がしばらくすると成約になっていますからね。
もう日々相場感がズレていないかの心配&確認作業になっています。
景気はそれほど良くなっていないのに、不動産相場は上昇しているので、お客様も判断は難しいと思う。
実際東京の都心をメインにした関東圏・大阪市内の中心部はかなり上がっています。でもここは茨木市。
相場が引っ張られる部分はありますがインバウンドはほとんど関係ないしね。外国の購入者とか茨木市ではほぼ聞かない。
立地によって価格の2極化は間違いなく進んでいますので、その見極めは必ず必要になってきます。
不動産会社は「相場が上がっていますから・・・」と2極化関係なく、どのエリアでも高い査定(売り出し価格)提案してきていますが、そんな事はないですからね。
買主様もシビアに物件チェックされているので、売り出し価格を間違ったら全然決まらないし、立地が良くても高過ぎる価格にしてしまうとそれもまた決まらない。
なかなか難しいかと思いますが、日々私も相場チェックしながら自問自答していますので、売却を検討されている方・購入をお考えの方、お気軽にご相談くださいね。