【売却と営業スキルの問題】 | 茨木市の不動産ブログ

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【物件の買取が増えている】という話を何度か書いてきました。

新築建売だけでなく、建築条件付き土地やリフォーム済み物件が増えるという事になります。

 

 

 

売主様にとったら安く売る事になるし、最終的に購入する買主様にとったら本来売主様から直接買っておけばもっとトータル金額が安く出来ていたはずなのに、買い取りによる不動産会社の利益が乗っかる分高く購入するケースがほとんどになります。

 

 

 

でね、買い取り業者へ仲介している不動産会社にとっても、ダメな事が実はありまして・・・営業力がガクンと落ちる

*グイグイ押す営業力ではなく、キチンと説明や対応をして納得してもらう営業力の方

 

これ本人は気付いていない事が多いのですが、1年・2年スパンでみると、本当に売れない営業マンになっていきます。

 

 

 

なぜかというと、【一般のお客様にキチンと仲介して契約する方が、はるかにスキルが必要だから】

 

 

買取り業者に売るのはラクなんですよね。買い取る業者も不動産のプロだから、なにかあっても仲介した不動産会社の責任を追及される事は少ない。「あなたもプロでしょ」って事で買取った不動産会社の責任になる。

 

 

一般の買主様に仲介する方が、接客レベルが高くなっていきます。

 

・土地なら建てる家の事を心配されている

・中古物件なら現在の建物の状態やリフォームの事なども気にされている

 

色んなお客様の不安や疑問にお応えして、信用してっもらって、そして取引となっていきます。

買取りばかりしている営業マン(会社)はこのスキルが急激に落ちていきます。

 

 

 

コレ、逆に言うと売却をお考えの方にとってもかなり重要。

 

 

大手の不動産会社だから安心っていう気持ちになるのは分かりますが、大手ほど買取りへの誘導傾向が強くなっています。という事は営業スキルが落ちている可能性も高くなる。

 

 

やっぱり一番良い条件で買ってくれるのは一般の買主様なんですね。

 

キチンと説明をしている?粗い対応になってるんじゃない?

結果的に売れなかったり、売れたとしても悪い条件での売却になってたりします。

 

 

 

当社としたら、他社のどんどん営業力が落ちていってくれた方がいいんですけどね。でも売却をお考えの方にはこういった事も知っておいて欲しいと思っています。

 

 

 

 

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