昨日の住宅についての続き
「住宅が高くなってなかなか買えない」という声を聞きます
このブログでも何度か書いてますが、実際そうだと思う
でももう1つの見方としては【価格バランス(コストパフォーマンス)が悪くなっていて、買う気になれない】というケースもあるとも言えます
耐震・断熱・換気、また仕様や設備だけでなく、こういったハード面だけでなく、価格バランスには打合せやサービス等の対応力といったソフト面も含まれてきます
大手ハウスメーカーだとハード面ソフト面両方はクリア出来そうだけど、なんせ高い・・・
中堅メーカーや地域の住宅会社だと、価格面はなんとかなりそうだけど(最近は危うくなってきた)ソフト面が不安・・・
ローコスト系住宅会社だとそもそも両方大丈夫なん?・・・
ハウスメーカーの中でも安めの企画住宅は微妙・・・
コダワリが感じられない建売も決断するまでの物でもない・・・
例を挙げればキリがないけど、こんな感じで、自分が建てたい家のコストパフォーマンスが合う住宅会社を見つけるのがますます難しい時代になっています
こういう時は最初から仕様・性能が決められている商品より、建築基準法の建物を基本にして
①耐震・断熱性能を上げていく
②希望する仕様・設備を追加していく
こういった足し算の打合せの方がお客様の気持ちに合ってると思うんです。
基本の建物は延床面積30坪強で税込み1,700万円位にして、自分の希望を付け足していく流れですね。予算の中で自分で決めていった感が出て、個性が多様になってきた今の時代に合ってる気がします。
「断熱と耐震性能だけ付いていれば後は標準でOK」って人は、1,900万円までで建物を仕上げられるし
「キッチンやフローリング・建具なども好きな物を選びたい」って人は、予算を2,100万円まで上げてもいい
こういった要望に応えられるように日々仕事をしていっております