【物件の価格交渉したい、じゃあどうする?】 | 茨木市の不動産ブログ

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気に入った物件が見つかってからの話で、よく価格交渉というのがあります

 

売りに出されている物件価格が3,280万円だとしたら、「3,200万円になりませんか?」と書面で申込み兼価格交渉をする形になります。

 

通常は初めて不動産を購入する人も多いかと思いますので、「実際にどうなんですか?(どれくらい出来るものなんですか?)」という質問もよく受けます。という事で細かめに解説。

 

 

 

まず私がお客様にお伝えするのが【その売り出されている価格が、相場帯に入っているのかどうか?】

これによってまず変わってきますと。

 

 

 

先程みたいに端数を切る(80万円)くらいなら、交渉として問題になってくる事はあまりありませんが、相場帯に入っているにもかかわらず大きな価格交渉だと・・・売主様は気分を害してしまいますからね

 

*大きな価格交渉・・・一般的には相場帯の物件ならその価格の3%位と言われます。3,000万円なら100万円前後。5%となるとチャレンジという感じ。それ以上だと交渉ではなく、「売らない」という様な感じで売主様が気分を害する可能性もあり

 

なので、その価格が相場帯に入っているかどうかを担当営業マンがしっかりとお客様にご説明する必要があります

 

 

 

このケース以外だと、もうその時の状況によって対応は様々。

 

相場よりかなり高めで売り出されているなら、大きな価格交渉出来そうって思われるかもしれませんが、それは売主様がどう考えているか次第ですね。

売主様側の営業マンが売却を依頼されたいがために甘~い査定をしているだけって事も多いので・・・

 

 

そうなったらいくら相場よりかなり高くても、大きな価格交渉をすると売主様が怒ってしまう可能性もあります。そういう場合は売れずに価格が下がってくるのを待つ方が賢明。それまでに売れたら仕方ないでいいじゃないでしょうか。

 

 

 

あとは価格交渉するなら、やっぱり根拠を出しておく必要もあります(これは営業マンの仕事でもある)。

 

「こういう条件の物件だから、これ位の価格でもおかしくはない」

「相場から考えると、これ位の価格でも失礼ではないと判断しています」

 

とか、交渉するなら根拠も必要。大きな価格交渉額でないなら「純粋な価格交渉です」って伝えた方が先方に伝わりやすいケースもあります

 

 

 

以前に私が売主様側の担当だった時に結構大きな額の交渉があって「理由はなんなんですか?」って、買主様側の営業マンに聞いたら「お客様の考えている予算がこの位ですので」って言われた事がある・・・・・(汗)

 

いや、知らんがな

 

それ売主様にそのまま伝えるの?こっちは相場帯と判断して売り出しているのに、予算に合わせないといけない理由は?

 

 

これは営業マンの怠慢ですよね。申し込む前にキチンと相場帯を伝える・価格交渉の一般的な範囲などを説明していないのが原因だと思います

 

 

 

という事で、不動産売買って価格交渉が入る事が多いのですが【その物件が相場帯に入っているのかどうか】。これをまず確認する作業が大事になります。

 

 

 

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