最近また「前に物件案内してもらった●●不動産の営業マンの対応が良くなかった」というお客様からの話を聞くようになりました。
長年この業界にいてる身とすれば、こういった原因の割合として
①営業の元々の性格が2割
②営業は基本人柄に問題はないが、その会社の営業方針の問題が8割
といったところだと思います。
大手の不動産会社なんかは②に当てはまる事が多いんじゃないかなぁ。
物件がどうとか、お客様にとってどうとか関係なく、「申込み取ってこい！」「今月の目標どうすんねん！」みたいなのが最優先されて、営業個人としての判断が無くなってしまってるケースですね…。
突き詰めると売主さんも買主さんも良い取引になってないパターン。
どの業界でも同じかもしれませんが（汗）、考え方を変えないとこういった事は減らないでしょう。
売買の不動産取引で私らの行なっている事は【仲介】なんですね。物件を介して売主様・買主様の間に立って、取引が問題なく行われる様に進めていく仕事。
やってる事は同じ仲介だけど、考え方として【販売しよう】としているか、【コンサルティングしよう】としているかで、大きく変わってきます。
不動産業界全体が【提案する事】、仲介するだけでなく提案していく事に重きを置いて、その対価が仲介手数料なんだという風に変わっていけば、お客様が安心して相談出来るイメージになっていくと考えます。
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