【ハウスメーカーが・・・建売住宅メーカーに】 | 茨木市の不動産ブログ

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昨日のホームページ内のブログで「ハウスメーカーが土地の買取を加速させている」って内容を書いたところに

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ちょうど新聞でこんな記事が出ていました。

【大和ハウス、建て売り集中】

 

 

 

簡単に書くとこんな内容。

・大和ハウスは戸建て住宅の事業モデルを転換する。完成済みの建物を販売する建売住宅の割合を5割超に引き上げ、今まで行ってきた注文住宅の割合を下げる。

 

・商談から引渡しまで時間がかかる注文住宅は高騰する建材や人件費の価格転嫁がしにくく、利益率が悪化している。

 

受注減の注文住宅から建売住宅市場に軸足を移す

 

 

 

色々と理由など書かれていますが、ハッキリと書くと「建て替えなど、注文住宅の契約が取れなくなった」という事ですね。ハウスメーカーなので最終的な目的は家の契約、じゃあ土地を買い取って、建て売り(建築条件付き土地も含まれると思います)にすれば必然的に受注は増えるやんって方向に、会社として舵を切ったというニュースです。

 

大和ハウスは元々土地の仕入れには積極的な会社だったのでよく街でも見かけましたが、これからはより仕入れていくんでしょう。

 

 

 

ホームページ内ブログでも書きましたが、5区画とかそれ以上の大規模分譲は資金力を生かしてハウスメーカーはやってもらっていいんですが、1区画とか2区画とかの土地買取&分譲はやめて欲しい・・・・・

 

普通に土地を買って好きな家を建てたいというお客様の邪魔をする形になるから。本来検討できていたかもしれない土地を先に買い取られて、お客さんにとって逆効果になる確率の方が上がってしまいます。

 

 

 

ハウスメーカーにとっても買取りはリスクが付きもの。仕入れ担当になったら、成績のために多少無理をしてでも買い取ろうと営業するだろうし=高値で売り出す事になる(建物もハウスメーカーだから安くはないし)。

結果的に利益率は下がるし、在庫を抱えるリスクにもなるでしょう。

 

 

 

お客様・不動産業界・住宅業界にとっても、好ましくない方向に行くような気がします。

今年はしばらく動向を見てみようと思います。

 

 

 

 

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