【住宅に求める物は変化していってる】 | 茨木市の不動産ブログ

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今日はバタバタと出入りが多い日になりそう。

 

昨日の夜にふとネットを見ていたら、「不動産(物件探し)+建築(リノベーションや新築」を宣伝している会社が増えたなぁと実感。当社でもホームページは物件の詳細な紹介がメインだけど、取引の半分は建築提案がからんでいます。

たぶんブログを読んで下さっての相談も多いのが原因だと思います。

 

 

 

で、建築提案をしている会社のホームページを見てたら、オシャレでデザインが効いた事例が多いですね。

 

住宅業界で約30年近く身を置いた実感としては、私の上の世代の昔話では

「(1980年代は)打合せというものがそれほどなかった。間取りを提案したら変更とかは無しで契約までいく事が多かった」だったみたい。

 

お客さんは家を持つ事自体が目的であり、内容についてはあまりコダワリがなかった。そんな感じなのかと思います。

 

 

次に私がハウスメーカーに就職した90年代は、間取りや外観などの打合せは結構ありましたね。今ほどの間取りパターンは無かったですけど・・・情報が増えてきて、検討する内容が細かくなってきた時代かな。

 

それでも今から思い返すと、鉄骨がどうとか木造の方が良い!、いや2×4住宅は耐震性がどうとか、まだまだハード面での差別化が多かった

 

 

2,000年代に入って2,010年も過ぎると、どっちかと言うとハード面よりソフト面が重要視されてきたんじゃないでしょうか。ハード面で各社違いはあれど、基本的な構造とか断熱をクリアーしているのは当たり前という前提で、間取りのオリジナリティや素材・インテリアのコダワリが増えてきた。要は【見せ方】の提案ですね。

 

 

 

ここ30年くらいの話ですが、社会が求める物は変わっていってると感じます。

昔は、物を持つ事がステータス。その後はハード面が求められて、その次はソフト面が重要になってきた。

 

 

大きな視点で説明すると、物質的な世の中から、精神的なものに価値を置く世の中になってきたんだと思います。

 

そろそろ次のフェーズになっていくんでしょう。見せ方ではなく、空間とか日常生活の流れになるかもしれない。コミュニティの在り方かもしれない。

 

不動産仲介でも引渡しをする物だけじゃなくて、探す・打合せなどに精神的な満足感が重視される時代になるのかとイメージしています。

 

 

 

 

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