私が以前に勤務していたセキスイの先輩とかから土地相場についてよく聞かれるこの頃です。なにげなく「土地の仕入れに力を入れ始めたんですか?」って聞いたら「そやねん」という返事。今まであんまり土地仕入れには積極的ではなかった会社なので、ちょっと時代の流れを感じましたね。
ここで「そうなんやぁ~」で終わっちゃうとちょっと危険な感じ。今まで土地仕入れに積極的でなかった会社が本腰を入れだすって事は色んな要素が考えられます。順番に書いていくと
①住宅の受注が減ってきている。
この原因はいくつもあると思うんですよ。一番分かりやすいのは人口減。
これ以外では【お客さんの選択肢の増加】。ネットで建築会社の情報は簡単に集めることができます、昔は飛び込みで工務店とかに行くのは根性要りますのでとりあえずは住宅展示場で探そうという人が多かったですね。
あとは景気かな。ハウスメーカーの家は高額ですので、安心とはいえそこまで建築費を出されへんって感じじゃないでしょうか。
②一般の方(エンドユーザー)が買える土地情報が少なくなっていく。
セキスイでは今のところ100坪以上とか大きい土地を仕入れていく様に感じられましたが、これが30坪や40坪クラスの土地を1区画で仕入れるようになったら、エンドユーザーに売出し情報が流れる前に買い取られてしまう確率が上がります。今の不動産業界がそうですよね、30坪くらいの建築条件付き土地や新築一戸建て(1区画)とかが溢れかえってます。
不動産の流通としては良くない流れ。大手の不動産仲介会社もエンドユーザーに情報を出さずに、買い取りばっかりに走ってしまう事になりますからね。
③住宅が売れないという事は、受注件数が減る。でも売上額は減らしたくない=建築価格が上がる。という図式。
建築資材や人件費が上がってる事は前にも言いましたが、単純な値上げ(利益率UP)の流れは間違いないでしょう。契約したお客さんへの対応を厚くするなどフォローがよりしっかりするならいいのではないでしょうか。
まだ要素としてはありますが、私とすれば不動産会社や住宅会社が買い取りばっかりに走るのは反対。エンドユーザーさんに情報を出して物件を流通させるのが健全だと思っています。
もうね、こういう流れになるなら【お客さんがしっかりと選別する】【しっかりと選別・提案してくれる不動産仲介会社を選ぶ】、この2点に集中していきましょう。「仕入れたら売れるわ」っていう会社が多いので、もっと緊張感を持たせるしかないですね。