今日も連続のブログ更新。
午後の予定前に書いちゃいます。
昨日の打合せで【耐震】についての質問がありまして
マンションでも2階建て・3階建てでも
とても大事な要素です。
で 今回は以前にも書いたかもしれませんが
3階建ての場合の基本的な構造の考え方【偏心】について。
偏心ってなんぞや?って話ですが、簡単に言うと【ねじれ】。
どの建物でもねじれは出てきますが、3階建てはシビアになります。
では 偏心についてのご説明。
まずは 壁だけの間取り図を見てください↓
3階建ての間取りの2階部分だとします。
壁がそこそこありますね。(窓やドアの部分は壁とみなさない)
『まぁまぁ壁があるし、いいんちゃう。』
こんな感じではありません・・・。
ここからが本題。 まず建物の重心をみつけましょう。
この間取りなら簡単、こんな位置です↓
(線が交わってる点ですね)
続いて 壁を水平方向【X軸・Y軸】にみます。
でここで 壁の配置バランスをみてみると
まずX軸(横方向)の壁は、上側が多いのが分かります。
Y軸は、どっちかというと左側が多い。
って事は この間取りは壁の多い左上側に引っ張られている。
このようになる訳です。
強度の高いエリアに引っ張られるポイントを
その間取りにおける【剛心】と言います。
ややこしいですか・・・(汗) もうすぐ結論です。
これを図で書くと、こんな感じ↓
剛心が左上に寄ってますよね。
で 冒頭の偏心に戻って考えた時
家の重心と剛心は近い方が建物バランスが良い
って事になるんです。
地震とか台風で力が加わった時って、単純な揺れではない。
なので 壁のバランスって事も大事になってきます。
3階建ての間取りを考える時は この偏心率を頭に入れながら
『ちょっと剛心が寄ってるなぁ』とかで修正してます。
細かな計算をしていかないと この偏心率が出ないのですが
20年以上設計をやっていると このバランス配置は分かりますね。



