今回は 3階建て住宅についての話。
3階建てと2階建ての間取りを考える違いでは
気にしないといけないポイントがいくつかあるのですが
その中の1つに 【偏心率】 ってのがあります。
簡単ですが 専門的にいうと
『建物の重心(重量の中心)と
壁などの強さの中心である剛心のズレの値』
え~・・・・・まだページを閉じないで下さい(汗)
建物にかかる外的な力って 地震だったり
風など色々あるわけで
その力(ねじれの力)に対して 強度とバランスを持たせないといけない。
図で分かりやすく説明すると
このオーソドックスな間取りの重心と剛心を考えてみます。
って事で 下の図。
こんなキレイな四角形ならば 大体重心は建物の中心ですね。
では 剛心は?
X軸とY軸のそれぞれの壁の量を見てください。
X軸(横軸)の壁の量は 上側が多い感じしませんか。
Y軸(縦軸)は 左側に多いですよね。
なので この平面では剛心は左上方向に寄っている。
この重心と剛心のズレを少なくしましょう ってのが
偏心率の計算。
セキスイ勤務時代から この偏心率を気にしながらの
間取り作成は 四苦八苦しましたが
何軒か建築していって 経験を積むと慣れてくる。
計算しなくても 間取りをフリーハンドで書きながら
頭の中の感覚で いけそうか無理そうか分かってきます。
ちょっと専門的な事を書いてしまいましたが
お客様がここまで気にされる必要はありませんよ。
『こんな事も考えながら、プラン書いてるんやなぁ~』
位でOKです。
ただ どうしても 南側に窓が集中するので
剛心が北側に寄りがち・・・・・。
そんな時は 壁の強度を上げてみたり
どこか南寄りの位置に 壁を増やせないか
設計の人に協力してあげてください~。

