私は元妻との離婚を、地方裁判所や家庭裁判所での長い紛争を経て迎えました。
離婚成立後、娘と息子の親権は元妻が持つことになり、私は子供たちと離れて暮らすことになりました。
その後、私は裁判所で定められた養育費を送り続けてきました。また、養育費とは別に、誕生日や節目ごとに子供たちへプレゼントも贈ってきました。
送付先は裁判所で定められた元妻の実家宛でしたが、それらが子供たちの手に渡ったのかどうかは私には分かりません。
娘は2003年12月17日生まれです。
風の便りで、今年3月に東北地方の医療系大学を卒業したことを知りました。国家試験にも挑戦し、この春から社会人として新たな人生を歩み始めているのではないかと思っています。
息子は2007年5月21日生まれです。
今年3月に高校を卒業した年齢になりますが、その後の進路については分かりません。
私が子供たちと突然別れることになったのは、2017年7月31日のことでした。
当時、娘は13歳の中学2年生、息子は10歳の小学4年生でした。
私の心の中では、あの日のまま時間が止まっています。
記憶の中の娘と息子は、まだ幼かった頃の笑顔のままです。
もし今、目の前に大人になった二人が現れたとしても、すぐには分からないかもしれません。
私は以前は子供たちに「会いたい」という気持ちが強くありました。
しかし年月の流れとともに、その気持ちは少しずつ変化してきました。
会いたい気持ちがなくなったわけではありません。
ただ、離れて過ごした時間があまりにも長くなり、「今の二人はどんな人生を歩んでいるのだろう」と静かに思うことが増えました。
私の自宅のリビングには、今も一枚の写真が飾られています。
まだ元気だった私の両親と、幼かった娘と息子が熊本の実家のソファーで仲良く並び、笑顔を見せている写真です。
私にとって、とても大切な一枚です。
両親は孫たちを心から可愛がってくれていました。
父は2024年5月に、母は2025年10月に長い闘病生活を終えて旅立ちました。
二人とも最後まで孫たちのことを気にかけ、「もう一度会いたい」と願っていました。
その願いが叶わなかったことは、私にとっても大きな心残りです。
今年の7月31日で、娘と息子と別れてから10年になります。
最近になって時々思うことがあります。
「遠くからでもいい。今の娘と息子の元気な姿を見てみたい」
そんな気持ちです。
私は元父親として、これからも変わらず二人の幸せを願い続けていきたいと思います。
平凡であってもいい。
健康で、穏やかな毎日を送っていてくれたら、それだけで十分です。
今日もブログを読んでいただき、ありがとうございました。
追記です;
自宅に植えたカラーとギボウシ。
子供たちがこの家で暮らしていた頃から毎年咲き続けています。
人の暮らしは変わっても、花たちは変わらず季節の訪れを知らせてくれます。
今年も静かに咲く花々を眺めながら、遠くで暮らす娘と息子の幸せを願っています。
カラーの花;
新築した頃に植えたカラーの花が、今年も優しいピンク色の花を咲かせてくれました。
毎年変わらず咲くその姿を見るたびに、過ぎ去った年月と家族との思い出が静かによみがえります。
2026/6/10 撮影
ギボウシの花
ギボウシの淡い白色の花が、夜の灯りに照らされて幻想的な表情を見せていました。
華やかさはありませんが、落ち着いた美しさがあり、私の大好きな庭の風景のひとつです。
2026/6/10 撮影
あれからもうすぐ10年
離れて暮らす娘と息子へ思うこと
止まったままの心の時計
元父親として願うこと
少しだけ真面目に書かせていただきました

