私の実家は田舎にあり、庭の敷地は広く自分たちで管理することが難しいです。
しかし、祖父母が暮らしてた時から庭は綺麗で、形の整った松や梅の木があり、草も生えておらず本当に落ち着く空間でした。
私の両親が住み始めてからは、最初は父が垣根の剪定をしたり草むしりをしていましたが、仕事も忙しく、休みの日だけの作業では庭の全てを綺麗な状態に維持することは難しくなっていきました。
私は両親と誰かに頼んで、庭を綺麗にしてもらおうかと話し合いました。
私の祖父母は生前、シルバー人材センターにお世話になっていました。
私たちも同じようにシルバー人材センターに頼もうと決めました。
自分の住んでいる市町村のシルバー人材センターは除草、庭木の剪定、農作業からパソコン入力や家事サービスなどなんでも依頼でき、退職されて時間があり、元気な方々働かれています。
特に私たちが住んでいた田舎では多くの高齢の方を支える年配の方もおり、このような組織に属している人も多いです。
退職前はそれぞれの仕事のプロだった人も多いですし、元気な年配の方にお願いしようかということで決まりました。
基本的に必要な物は持ってこられるので。こちらから渡す必要はありませんでした。
作業着を着た二人の方は60代後半でしたが、どんどんと草を刈り、小さな草をとっていきます。
また、一部木が敷地内から出ていたので剪定もしていただきました。
脚立に登って高い位置の枝を切ったり、ずっと座ったままや中腰で草むしりされていたので、ちょっと心配して見に行くこともありましたが、二人とも楽しそうに作業されていたようでした。
お昼過ぎから作業されて、3時ごろになったので私はお菓子と熱い緑茶を庭につながる縁側に持っていき、休んでもらいながらお仕事について聞いてみました。
65歳で退職したけれど体は元気なこと、家に居ても暇だし年金だけではお金が心配だから仕事していること、色んな人に会えて活発に動き回るからさらに元気でいられて良いこと尽くしだとおっしゃっていました。
私も高齢化で特に田舎は年配の方が非常に多く、まだまだ活躍できる元気な方が多いと思っていましたので、その話を聞いて嬉しかったです。
退職という縛りを無くして自分の納得できる仕事が元気な間することで、地域の人たちとコミニケーションも取れますし、頭や体の運動にもなるので非常に良いことだなぁと納得しました。
休憩の後は2人で刈った草や木の枝を集め、掃除を丁寧にしてくれました。
ついでにと言って水もやってくれました。
また、掃除をしながら、植えている苗についてどういう土がいいとか肥料の話などアドバイスも頂けました。
私たち家族は花の苗を植えることが大好きですが、時々枯らしてはインターネットで原因を調べていました。
直接のアドバイスは非常に助かります。
やはり庭の手入れをしてくれる人は植物の育て方にも詳しいので本当に話が尽きません。
また、物腰柔らかい方だったので、私の意見も聞いてもらったりと素敵な時間が過ごせました。
夕方になり、荒れていた庭も見違えるように変わり、祖父母が大切にしていた庭が戻ってきて懐かしくなったことを覚えています。
お二人は、この庭は元々とても多くの木々や植物が植えられていて綺麗だと思った、掃除ができて良かったと言ってもらえました。
私はぜひ定期的に来て欲しい旨を伝えました。
お二人はいつでも呼んでと言って、荷物を軽トラックにまとめ、笑顔で帰って行かれました。
同じ地域に住んでいながらいつもは会えないような年代の方々との交流は、学ぶことも非常に多く勉強にもなりました。
ただ草を刈ってもらい、庭の手入れをお願いしただけでしたが、非常に有意義な時間が過ごせ満足いく時間でした。
ちなみに代金はシルバー人材センターへ支払います。
色々な業者がありますが、またこちらの人材センターを利用しようと思いました。
- 前ページ
- 次ページ
