2年前のことです。一人暮らしをしている高齢の父が、今まで自分でやっていた草むしりを「もう、しんどい」と言い出しました。それもそのはず、自宅の庭は約60㎡(20坪)ほどあり、多種多様な雑草が一面にはびこっているのです。少し前までは、その草むしりや落ち葉掃除が父の休日の習慣になっていて、「息抜きになるから」とすすんでやっていたのですが、さすがに近頃は体力の限界を感じたのでしょう。そこで娘である姉と私が、業者さんに頼むことを強く勧め、以前からメリーメイドなどを利用していたダスキンさんに雑草処理をお願いしようということになりました。

 

 

『ダスキン・グリーンサービス』という名称で庭掃除や草むしり、植木の剪定などを専門にしておられる業者さんに見積りを依頼しました。数日して見積りの方が来られ、庭の広さや雑草の種類などを確認され、どの程度の処理を希望するかを尋ねられました。今回は芝生の刈込は無しで、木々の間に伸び放題の雑草を全て取り払って欲しいとお願いすると、処理するべき面積と仕事内容を換算して「約8万円ほどです」との見積もりでした。年に数回除草剤を撒くことも勧められましたが、父と相談の上、除草剤は撒かずに年に一度伸びた雑草を処理してもらうことのみお願いしようと決めました。その後の日程調整など細かい相談は娘の私が受けることにして、梅雨の時期でもあったことから実際の処理の日は2週間ほど先になりました。

 

 

当日は朝早くから、業者さんがたった一人で来られて、それはそれは手際よく、半日で仕事を終えて帰られたそうです。「歳の若い人だった」と父は言っていましたが、あれほどの量の雑草を半日で処理するなんてすごい!」と父も私も驚いたものです。庭の眺めもスッキリして、とても満足しました。他の業者さんと比較対照した訳ではないのですが、8万円というお値段は私達にとっては妥当な線だと思います。ダスキンさんということで信頼性もありますし、対応や接客態度なども丁寧だったと父から聞いています。

 

 

全くの他人が敷地内に入るわけですから、やはりそこは一番重要な点なのではないでしょうか。その後は草の成長の早い夏のことですから、すぐに伸び出しましたが、一度業者さんに頼むという経験をして父も安心したのか、「年に一回また頼めばいいな」と考えるようになりました。次の年の同じ頃になると、ダスキンさんから「今年もそろそろ伺いましょうか?」と連絡をくださり、その時は芝生の刈込も合わせてお願いしたそうです。植木の剪定については、出入りの植木屋さんがあるので、芝生と雑草の処理は今後もダスキンさんにと決めたようです。業者さんに頼むことのメリットの一つは、作業に使う道具なども新しくて便利な物(電動草刈り機など)を持って来られるのでとても効率よく仕事が進むということです。

 

 

高齢の父にそんな道具を使いこなせるわけもなく、ちまちまとカマやスコップで草を刈っていたのでは何日かかるかわかりません。腰を傷めたり、つまずいて転んだりすることも心配です。暑い時に長時間草刈りをして熱中症にならないか…とも心配でした。今回のような雑草の処理に限らず、生活の中で今まで自分でやっていたけれど高齢で出来なくなったということは多々あります。

 

一人暮らしのお年寄りが増えている昨今、専門業者さんに依頼するという生活スタイルに移行していくのは必然的だと思います。エアコンクリーニングしかり、ハウスクリーニングしかり。お金をかけても自分が安全に心地よく住むことができれば、決して無駄使いではないでしょう。私のように親と離れて暮らす子ども世代にとっても、こういうサービスは安心でありがたいと実感しました。