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第10回:レザボアドッグス


何を観ようか洋画を観ようか


「レザボアドッグス」



タランティーノ監督の、初監督作品です。



その脚本に惚れた、主演のハーヴェイ・カイテルが、



映画化した作品です。



まさに脚本ありきの作品です。






この作品のすごいところは



「斬新な犯罪映画の映し方」



ではないでしょうか。



この作品は、



まったくの他人である、6人の男が、



宝石強盗をする。というストーリーなんですが、



肝心の強盗シーンは、



ほとんど描かれていません。


強盗作戦を決行する前に、



レストランで雑談をするシーンと、



強盗作戦に失敗して、



裏切り者を捜すシーンだけで、



この作品は、構成されています。



犯罪映画の醍醐味である、アクションシーンは、



ほとんどありません。



あるとするなら、ブシェミの爆走シーンだけです。笑



この作品は、タランティーノの十八番、



綿密な人間描写。



会話シーンがほとんどです。



こんな犯罪映画は、



タランティーノでなければ撮れなかったでしょう。



レストランで、



おっさんたちが、



マドンナの、ライクアヴァージンについて語り、笑



あの有名な、リトルグリーンバッグの音楽に乗せて



いざ、作戦決行。



と、思ったら、



次のシーンで、



作戦に失敗し、



ティム・ロスが血だらけになってるわけですから。笑



事件後の、人間関係について、描くというのは、



ボクの中では、すごく斬新でした。



当たり前のことですが、



会話がメインの映画であるため、



キャラの完成度が、すごく高いんです。



マイケル・マドセンのサイコな感じとか、



ブシェミのおいしいところ持ってく感じとか、



タランティーノのすぐ死ぬ感じとか。笑






パルプフィクションでも触れましたが、



タランティーノは、会話を考える天才です。



映画だから、マフィアだから、



決まり切ったセリフしか言わない。



大事なセリフしか言わない。



布石になるセリフしか言わない。



そういった常識は、彼の世界では通用しません。



マフィアだって、



好きな女優の話はするし、



レストランのチップに対して文句も言うんです。笑



低予算の映像作品を、作ろうと思う人にとっては、



すごく勉強になる作品だと思います。



まさに男グータン。笑 「レザボアドッグス」。






ぜひご覧ください。