輿石孝志:著
『立体の模様を作る 彫刻切り絵』
を手に入れました
ずっと気になっていた本
読書というよりも、作品を楽しむ画集というつもりで手に入れたものです
わたくし、ピアノマニアや細密画好きを自称していますが、実は、欄間マニアでもありまして
神舎仏閣や古い建築物にお伺いした際は、とにかく欄間ばかり観てしまう癖があります。
ピアノも欄間もそうですが、とにかく細かい細工が好きなんですね
でも、欄間なんて、美術館の展示などに出てくることは皆無でして。
数年前に「欄間」の作品集などないかしらと探していた時に出会ったのが、こちらの本でした
「欄間」で探したのに、なぜか出てきたのは「切り絵」。
まあ切り絵も好きだし・・・・・と思ったけれど、これ、どう見ても木工細工じゃないの
と、頭の中がハテナでいっぱい。
なんと、解説を見てみると、こちら紙で出来ているんですってっっっシンジラレナイ
こういうのを見てしまうと、どうも解明しなければ気が済まないワタクシ
またいい物手に入れちゃった〜〜と、ウキウキしています
どうなってるんだ、これはっっ
なんと綺麗な作品だろう・・・・・ウットリ
裏表紙に掲載の作品も、このクオリティー
本の中も、見応え抜群
同じ作品でも、紙の色を変えたバージョンとか、紙を重ねる順番を変えたバージョンとか・・・とにかくたくさん掲載されていて、本当に、観ているだけで、何時間も経ってしまいます~~
この作品たち、図案から作者が考案しているそうで。
そもそも「彫刻切り絵」というジャンルに属するのは、この方しかいらっしゃらない。
・・・というより、自分で作ったジャンル?のようです。
こうなると次はもう、作者の事が気になってしょうがない。
というわけで「輿石孝志」さん。
検索掛けると、なんと。
インスタグラムやX(旧Twitter)で、作品を紹介されているっ
え
現代人なの
昭和初期生まれくらいの、おじいちゃん職人かと思っておりましたシツレイ
この方、本職は石切り職人さんのようです。
しかも関東辺りで彫刻切り絵のお教室もされていて、
最近、浜松にギャラリーも造られたそうで
なんという方だろうっ
知れば知るほど、驚きしかない方です。
HP在りましたので貼り付けておきます
そして、特筆すべきは、この本。
ただの作品集かと思いきや。
なんと
掲載作品、ほぼ図案つきっ
自分で作ることもできるんですょっ
太っ腹過ぎない
楽しそうなので、気が向いたらチャレンジしてみたいですが、しばらくはこちらの作品集を見て、ニヤニヤしたいと思っています
※過去に普通の切り絵に挑戦して断念した過去があるので、いまのところ手を出すかは不明です※