おでかけ続きです
今日は、長め感想文を書くので、長文確定
バロック時代の雰囲気に包まれたくて〜〜
J.S.バッハ「ブランデンブルク協奏曲」(全6曲)を聴きに行きましたっ
堀米ゆず子with PACオーケストラ
PACオーケストラは、西宮ではお馴染みですが、兵庫芸術文化センター管弦楽団(Hyogo Performing Arts Center Orchestra)の通称です
場所はもちろん、ここ
我が西宮市にあります兵庫県立芸術文化センター
2005年10月開業と、割と新めです(それでも、もうすぐ20年かぁっオドロキ)
開館当初から、会員やってます
無料だけどっ
年に数回は演奏会を聴きに行きたいな、と思っていたけど・・・・・気がつけば、今回、3年ぶりのお伺いっ
えぇっもっといっぱい行っているかと思っていたょ
いやぁ、お久しぶりの芸文
めっちゃ楽しみにしてきました
大好きな、バッハ先生の
ブランデンブルク全曲を
生演奏で聴けるなんてっ
夢のようです
し・か・も!!
チケット予約した後に気づいたけど。
今回のチェンバロ奏者は 曽根麻矢子さんこの方、好きなんですょ〜
私、自称ピアノマニアですけど、チェンバロのあの見た目の優雅さや、音の感じも好きで、バッハの時代の雰囲気を味わうならばチェンバロかオルガンが良いです
バッハの時代にはピアノはありませんからね・・・もちろんピアノで聴くバッハも好き
チェンバロの魅力は、また改めて語る場があれば、書くとして
曽根さんについて少し。
一度、ご自身のソロコンサートを、この芸文の小ホールで、結構間近で背中側から拝見したことがあります
この可愛らしいお姿とは裏腹に、腕の筋肉のつき方が、鍵盤楽器奏者そのものそしてめちゃくちゃ打鍵が細かく、正確に演奏されていて、ホレボレ
チェンバロは、ピアノよりも鍵盤を押した時の深さが浅くて(ピアノを弾く人からすると)弾きにくいのですょ。
変なところに力が入っちゃう。
それを、優雅に、というより、体育会系的に弾かれるお姿が印象的です
そんな曽根さんの演奏を、この曲目で聴けるとはっっ嬉しすぎます〜〜
今回のプログラム⇩⇩⇩
もちろん「ブランデンブルク協奏曲 全6曲」です各曲3楽章で出来ています。
全曲、大体2時間。
ヴァイオリンの堀米ゆず子さんは、芸文では常連さんです
よく広告お見かけします
私は今回初めまして、かな
曲ごとに構成が違うので、配置換えがあり、この公演は2回休憩
チェンバロの調律も必要だしね(狂いやすい。)
見ている方も、気持ちの切り替えができるので、これは助かります。
1部は1番・2番/2部は3番・4番/3部は5番・6番です。
いよいよ開演ワクワク
今回は大ホールの3階席。
舞台全体が見渡せます
ここから見渡すと、大ホールがほぼ満席でしたっスゴイネ
曽根さんの弾かれるチェンバロは、なんと、真っ赤(朱色かな?)
素敵です〜床がベージュ色なので、上から眺めると、とっても映えますねぇ
こういう、色や、素晴らしい模様を楽しめるのも、チェンバロの良い魅力〜
(ピアノはピアノで、漆黒の輝きの違いなどが魅力ですょっ)
第1番・第2番は、全曲中でも大人数の構成です
弦楽器だけでも、20人くらい+ホルン2本とファゴット、オーボエ3本、チェンバロです。
こちらは、別の楽団さんの第1番の映像。
私のイメージは、この全員が黒い衣装のイメージでしたが。
まぁ
音の鳴る前から、華やかなことっ
PACオーケストラの弦楽器奏者は女性が多く、各々にドレスが違っていて、しかもチェンバロ、コントラバス、チェロ以外は立って演奏されるので、ドレス姿が皆様、華やかでしたっ
圧巻でしたょ〜〜
ヴァイオリンの方の、全体が桜色で裾側にかけて水色になっていく春を思わせるドレス好きだったな〜。
ほかの方も、深い緑色のドレス、鮮やかな緑や赤・白・紺色など、様々で、目でも楽しめました
ラフなパンツスタイルの方もいらっしゃって、自由度高い舞台だなぁと感心
演奏は上からでも音が届くので問題ないですが、ドレスは近くで見てみたかったな
1部は、ホルンとファゴットが際立って、大勢のヴァイオリンの後押しがカッコ良い、楽しげな第1番と、それにトランペット・フルートが加わる華やかな第2番
ホルンって、こんなにかっこいいんだ
やはり室内楽では聞き応えがありますねぇ
人数多すぎて、チェンバロが全然目立たなかったんだけど(泣)仕方なし・・・。
コントラバスの響きの良さに、室内楽は音の厚みがあって素敵だなぁ、と、曲よりも構成に気を取られてしまいました
2部からは少し人数が減ります
まずは、弦楽器とチェンバロだけだょ
第3番は割と有名かな??
聴き馴染みがあると、なんとなく安心して聴ける
なんだかこの辺くらいから、バッハ先生(20代で作曲しているからか)若さの現れというか、「表現したい」という気持ちなのか、どの楽器にも16分音符が多用されていてます
聴いている分にはなんとも思っていなかったのですが、演奏者さんたちを眺めていると弓の動きと運指が、やたらせわしない
優雅な曲だな、と思っていたけれど。
・・・鬼じゃん・・・という感想
第4番も有名だね
フルートが小鳥の囀りのように聴こえて春らしく、なんだか今の時期に聴くのが相応しいなぁステキ
純粋に楽しめましたこれくらいの編成だとチェンバロもよく聴こえる
ずっとワクワクが止まりません
3部までやってきて・・・。
チェンバロがついに主役に!!
いや、今までもものすごくたくさん弾かれてましたけどねっ
これも有名!!むしろこれが1番知られている??と思うのですけど
そして、このチェンバロ曽根さんが弾かれていたのも、この赤いのと同じタイプだと思います映像は松方ホール(神戸)なので、もしかすると同じものかもしれませんね〜
こんな感じでしたょステキ
第6番は、めっちゃ人数減ります!!
第1番と比べて、この人数
シンプルすぎませんか
フルートがいなくなると一気に秋冬感が漂いますねぇ
やっと、チェンバロの見せ所が盛りだくさん
やっぱりバッハ先生、チェンバロ好きだったんだな〜と、思うのですょ
ちゃんと最後に主役にしてくれるところが良い