小野鵞堂:書
『三體千字文』『書道いろは帖』を使って、書の練習中です
この村上翠亭先生の百人一首の記事を書いて、はや2年・・・。
全然、上達してないっっ
やはり、いきなりは無理っ
なので。
少し前から、地道に『書道いろは帖』で、“いろはにほへと”から練習していました
小野鵞堂先生の解説もあり、じっくり一文字ずつ取り組めます
どこに気をつけるか、のポイント解説あり。
そして、連綿体や調和体の解説もあり。
もちろんお手本もあり。
普通のひらがなだけでなく、変体仮名各種も掲載されていますので
めっちゃ勉強になる
おかげさまで、少しずつひらがなの仕組みがわかってきました
まだまだ、修行中ですっ
そして、今年は。
こちらにもチャレンジ。
臨書の為に買ってしまったテレッ
三體=三体です。
見ての通り、同じ文を、楷書・行書・草書で記載してあります。
小野鵞堂先生のお手本が、美しいです
『千字文』とは、500年頃の中国で、書の手本として作られた漢詩の長詩。
重複しない漢字 千文字が、掲載されています
作ったのは、中国南北朝時代の南朝の王朝に仕えた周興嗣(しゅうこうし)という、官僚で文章家。
四字で一句とし、天文・地理・政治・経済・社会・歴史・倫理など森羅万象について述べられた 250個の詩が収められています
なので、『書』の訓練とともに、素敵な言葉も学べる1冊なのです
書を学びながら、漢詩にも触れられて、漢詩については小野鵞堂先生の解説付き。
地味に漢詩好きの私としては、読み物としても充実していて、嬉しい
スッキリした文体で、声に出して読むとさらに覚えやすいです
最初の「天地玄黄 宇宙洪荒」は「天はくろく、地は黄色 空(宇宙)は果てしなく広い」というところでしょうか
「宇は天地の無限の広がり、宙は世界の始まりから未来への永遠の時間を意味する。」という解説から、スタートです
壮大なはじまりワクワク
旧漢字のところもあって、書の練習としては書きづらい箇所もありますが。
まずは楷書から頑張ります〜〜
※披露できるまでには、かなり時間がかかりそうなので、ここでは出しません〜