安部 龍太郎:著
『等伯』(上・下)を読み始めました
第148回直木賞受賞作です
等伯、とは、安土桃山〜江戸初期にかけて活躍した絵師・長谷川等伯のことです。
常々、江戸時代あたりの日本画好きを公言しておりますが。
この時代の小説や文献はあまり読まないので(時代物が苦手)読み始めるのに今までかかってしまいました
長谷川等伯についてもあまり知らず、先に著者の安部龍太郎さんをテレビで拝見する機会があり、興味を持ったのです。
安部龍太郎さんは、どのテレビに出演されても、きちんと着物を着こなしている方で、チョンとした佇まいが可愛らしい方です(あくまでも私個人の印象です)
そんな方が、ある美術番組で、等伯について語っていらっしゃって、その後、この本を書かれた方だということがわかったわけです。
その時解説されていたのが、この表紙の絵(色は上巻)長谷川等伯『松林図屏風』でした。
なんと国宝ですょっ
初めて見たときは、等伯の絵に対する執念も一緒に見たような感じがしました
うまく言えないけど、、、
本は、読み始めてまだ序盤です。
等伯が33歳の頃の出来事からはじまります。
いきなり辛い展開が襲ってくるのですが(ネタバレになるので書きませんけど)気持ちがどん底にまで落ちた等伯がこれからどうやって国宝を描くまでの絵師になるのか楽しみです
(最近、呑んでばかりのブログ記事だったので、ちょっとは違う面も見せないとそろそろヤバイと思ったわたちゃんなのでした)