あるエリアでは、夕方から深夜に掛けて一日1000人の美人が通ります。その内、100人が連絡先を交換する事に需要を持っており、連絡先の交換を許諾します。(以降の全ての問題では、10人中1人に声を掛けると連絡先が交換出来ると仮定します。)

Aさんは、美人と連絡先を交換する為に、ナンパを繰り返しますが、上手く連絡先を交換する事が出来ず、自信を落としていきます。

Bさんは、ナンパが失敗する度に自信を上げてゆきます。

これは一見するとAさんの方が正しいように見えますが、理論上はBさんの方が自然な状態です。

なぜでしょうか。


問題①
自分が1人目に声を掛ける確率と2人目に声を掛ける確率に変化はあるか。










【答え】
2人目の方が確率が高い。(よってBさんの心情が正しい。)








問題②
同条件の時、交換の確率が100%に到達するのは何人目に声を掛けた時点か。



















【答え】
10人目(※1人増える毎に10%ずつ、連絡先交換の確率が上がる。)








問③
また、確率の高騰が止まり、元の10%の確率に戻る時点が2時点あるが、それはどの時点であるか。





















【答え】
連絡先を交換した時と夕方。(確率が更新されてしまう。)













問④
夕方の1人目から10人目、深夜の11人目から20人目に声を掛ける時、どちらも同じ10人であるが、どちらも時間帯も連絡先を交換出来ていない場合、どちらの10人の方が交換の確率が高いか。
















【答え】
深夜。(夕方で確率を上げている為。圧倒的に深夜の方が交換の確率が高い。)









問⑤
AさんとBさんはナンパに飽きたので、金持ちに1人あたり8万円で女の人を紹介する事にしました。
AさんBさんとも、1週間の内、金持ちに紹介出来る平均値は1名です。Bさんは週に一回、しかしAさんは週の内に2日間休日を設けました。この場合、Aさんが月間で1名紹介(8万円)を失う確率は何パーセント上昇するか。(4週間を1か月とします。)

















【答え】
114%(確実に8万円失う。月々9万以上ずつ失う。)








問⑥
問⑤の休日が週一日のBさんの場合の8万円を失う確率は何パーセントになるか。














【答え】
57%









問⑦
AさんとBさんは、ナンパが上手くなったので、ナンパをする人を5人仲間として迎え入れました。Aさんは同様に週2日を休日として設定しています。この場合、Aさんと従業員は合計約何万円を毎月失うか。

















【答え】
約54万7200円。







問⑧
Aさんは1日20人、週7回で声を掛けています。そして前述の通り、1週間あたりの平均紹介の値は一件です。しかし、Aさんは容姿の綺麗な人に声を掛けるのが緊張する為、1日あたり平均5人の美人に声を掛けるのを躊躇しています。

お金持ちに紹介する際に、容姿が優れていない女性を紹介するとたまにいらないと断られてしまいます。その確率を2分の1だとするとAさんは毎月いくらのお金を失っているでしょう。












【答え】
月々16万円失っている。









問⑨
18時30分から21時30分までの3時間と23時から24時30分の1時間の合計4時間で平均2件取れると仮定します。声を掛ける母数がどちらの時間でも同じ時、18時30分から21時30分までの間と、23時から24時30分では、連絡先が交換出来る確率が高い時間帯はどちらか。
















【答え】
圧倒的に23時から24時30分。(同じ時間あたりのリスト取得率は23時から24時30分が必ず高くなる。)
















問⑩
一連の物語でAさんはどんな人でしょうか。またBさんはどんな人でしょうか。

【答え】
Aさんあほ、Bさん聡明







※解説
この場合、1000人に対して100人が交換を許諾する為、交換の確率は10%です。この10%の確率を「絶対値」と言いこの確率の上下は、その時点での対人コミュニケーション技術によって個々人で異なります。(絶対値=対人コミュニケーション技術

前述したBさんは、何人ナンパしたかだけを頼りに考えて、母数が増えれば増える程、確率が高騰している事を自覚しているので、連絡先を交換する事に対しての自信は失敗する毎に上がってゆきます。

よって、ナンパをする時に連絡先を交換出来る確率が減る(元通りになる)のは交換が成立したタイミング、もしくは夕方のみであり、連絡先を交換したタイミングでナンパを辞めると効率的であり、母数が多くなって確率が高騰している時にナンパを辞めるのが非効率となる為、何人に声を掛けるかを決めてモチベーションを作るのではなく、予め連絡先を交換する件数を決めてモチベーションを作り、その件数に達した瞬間にナンパを辞めるというのが最も効率的なナンパの仕方になります。(母数を上げている時にナンパを辞めて、確率が更新されてしまう夕方を迎えてしまう事を繰り返す場合、月間、年間に換算すると大変効率が悪くお金がもったいない。)そして美人に5名声を掛けない毎に、月々16万円の損失となってしまいます。


画像のルイヴィトンやフェラーリ、タワーマンションも同様です。関心を引くという事だけに特化する場合、好みに関係なく認知度が高い物から順番に選択して露出する事が人集めの確率を引き上げます。






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