「役に立つ」

理屈を知ったことで、謙虚心を失い慢心する者は、天罰が下るに違いない。理屈を知っていようとも人から好かれなければ、役に立たない。周囲に好かれる人とは、主君の役に立ち、仕事を楽しむものである。


「学問」

試験の合否に感情が揺れる者、学問の理解なし。小物なり。


「大将」

優れた大将は、いつの時代も最も下の部下に声を掛ける。


「心の花」

武士が咲かせる心の花とは、言葉である。武士の悟りとは言葉の性質の悟りなり。


「自己成長」

道理を知っている者となんとかして親しむべし。


「お金と人気」

富と人気に執着して来なかった人は、日頃から高慢になり易い。富、人気を経て中庸は悟るもの。


「苦労」

若い内の苦労は、放り投げず、必ず自力で解決するべし。投げ出した事実は、一生付いて回る。

投げなかった事実も一生付いてきてくれる。


「会話の妙」

理屈っぽい人間には、せいぜい合わせながら、頃合いを見て理屈の上をゆく道理をつかって言い伏せ、あとはしこりが残らないように振る舞うべきである。


「一念の大切さ」

結局重要な事とは、一念、一念、つまり今と次の間を紡ぐ瞬間のひたすらな思いを積み上げる事。人間にはこれしか出来ない。この事に辿り着けば探し求める事はなくなり、ひたすらな思いを守って暮らすだけである。


「主君」

優れた主君が何を見ているか、それは忠である。


「思慮」

昔風を懐かしがってばかりいる者は移ろいゆく事を知らぬ。よって今やるべき事を見つけられぬ。そうかといって今風を好み、昔風を嫌う者は思慮浅くうわっつらである。


「修行」

なにごとの修行も、大傲慢と反省との両方が必要である。修行の場面では、自分は日本一という大傲慢の心を持ち、その後は潔く反省の箇所を受け入れる。このように分けて考えねば片付かない。


「コツ」

必勝のコツというのは存在しない。ただ、目の前の好機を逃さない継続を会得せよ。


「病気」

病に対する1番の良薬は禁欲である。知らぬ医者は多い。


「仕事」

日頃の考え方や、ものの言いようは卓越しようと心がけながらも、局面の仕事では、大傲慢を心掛け、死に狂いせよ。


「難事」

難事に際して、丈の高い者の情熱は際立つ。丈の低い者は難事を迷惑に思い、恥を捨て逃げようとする腑抜けである。


「死」

人々は死を忘れているから、行動出来ない。取り組めない。儚き世を理解する者が一念に集中することが出来る。


「不安」

あなたを襲う不安は全て、日頃の油断から来ている。