山梨唯一のプレイバック・シアターカンパニーぶどうの樹代表のみかっちぃです。

娘はぬいぐるみが大好きです。
…増えすぎて困ってます(>_<)

そんな私も子どもの頃はぬいぐるみが大好きで、たくさん持っていました。
……今でも捨てられず実家にあります(>_<)
娘のこと言えませんね(^^;;

私には物心ついた時から一緒にいる「きんきん」というお気に入りのきりんのぬいぐるみがあります。
そう、今でも存在しています(*^^*)


だいぶボロボロ……
破けた所は縫い直して、目は取れてしまったのでボタンにして…原型を留めていませんが(^^;;
私にとっては大切な宝物です。

宝物と言えば、プレイバック・シアターの中で、「たからもの」という私の大好きなワークがあります(*^^*)

プレイバック・シアターは、対話と分かち合いのための即興劇です。
その場の誰かの日常のストーリーを、みんなで即興で演じて分かち合います。
劇をすることが目的ではなく、分かち合うことが目的です。
その場では、深い共感と分かち合いによるつながりが生まれます。

プレイバック・シアターのウォーミングアップの中の一つに「たからもの」というワークがあります。
3人1組になってもらいます(AさんBさんCさん)。Aさんに自分の宝物の話をしてもらい、Bさんが演じ、Cさんが観客として見守ります。
それを、3回繰り返し、AさんBさんCさんそれぞれが自分の宝物を演じてもらいます。
宝物は、基本的に“物”なので、日常生活ではしゃべりません。
でも、プレイバック・シアターの中では、しゃべります(*^^*)
自分の宝物である“物”が自分に話しかけてくれてる!
それだけで、感動的な出来事なんです☆

そして、この「たからもの」のワーク。
プレイバック・シアターそのものであるストーリーの簡易版でもあります。
プレイバック・シアターのストーリーでも、テラー(語り手→Aさん)、アクター(演じ手→Bさん)、観客(Cさん)がそれぞれいます。
ストーリーでは、テラーは一人ですが、アクターは2〜4人、観客は複数人います。
演じるのも‘何’かではなく、‘ある場面’なのでより複雑になります。
ですが、やることは同じです。
テラー(語り手)の話を聞いて、自分なりに演じ、テラーに返すこと。
それだけです。
上手くやる必要もオチを作る必要もありません。
ただ、テラーが語ったことを精一杯に演じる…それだけで充分なのです。
テラーにとって、しゃべることのない“たからもの”が目の前でしゃべっている…それだけで、もう感動的なことなんです。
これは経験するとよく分かるかもしれません。

さて、私はこの「たからもの」のワークで最初に話したきりんのぬいぐるみのきんきんを演じてもらったことがあります。
そのワークの中で、たからものに一つだけ質問が出来るのですが、私は嫁ぎ先に連れて行って欲しいかどうかを尋ねました。
答えはもちろん、一緒に行きたいでした。
でも、一人暮らしならまだしも、嫁ぎ先の家にぬいぐるみを持って行くなんて、なんか恥ずかしかったのですが(^^;;
連れてってくれたら嬉しいなんて、言われてしまったら、連れていくしかありませんよね(*^^*)
でも、連れてきてよかったなぁ〜と思っています。
ふと目に入った時に、癒されるからです。
ボロボロですが、思い入れや思い出もたくさん詰まっているし、何があっても私の味方だからです☆
今でもときどき話しかけたりしてます。
…ちょっと怪しい人かな?(^^;;

「たからもの」と話が出来るプレイバック・シアター、ぜひ一度体験してみませんか?
次回は11月頃に解散予定です(*^^*)