なんで神様は人間なんか作ったんだろう…て、ずっと考えていました。
だって、人間が地球に誕生してから、戦争は起こすし、自然も破壊するし、ろくなことが起きてないような気がして…
人間が誕生する前の方が、地球はうまく循環してたんじゃないのかな~と思ったりするので、尚更そう思ってしまうのです。
うまくいってたハズなのに、なんで神様は人間という存在をわざわざ作ったんだろう?
なんて、ぼんやり考えてしまうことがあるのです。
人間をわざわざ作ったということは、人間にしか出来ない何かがこの地球に必要だった…ということなんだろうなぁ…と。
そんなこと何かあるのかなぁ?
と答えのない問いを持ち続けていました。
そんなことを考えてたある日、水槽の金魚の話を思い出しました。
ある水槽の中のいじめっ子の金魚を、別の水槽に移すと、最初の水槽の中の一匹が、新たないじめっ子金魚になるそうです。
これは、動物の本能なんだそうですね。
でも、それが本能だとすると、変えられるのは人間だけなのでは?と思ったのです。
そんな風に考えた時、あぁ、そうか、だから、神様は人間を作ったのか…
と自分の中で腑に落ちたのです。
本能を超えられるのは、人間だけなのかも、と。
生態系の頂点だったティラノサウルスも、最後はお互い攻撃しあい命を落としていったそうですね。
という人間も戦争ばかりしてますが(>_<)
でも、戦争では何も解決しないと、多くの人達が気付いています。
そして、あらゆる差別をなくし、愛で世界を満たせるのは、人間だけなのかも。と思うのです。
だから、神様は人間を作ったんだ!
と、一人で妙に納得してしまいました。
動物の中でも、自分の子どもや群れに感情を寄せて、献身的に関わる動物もいます。
とても素敵なことだと思います。
でも、まったく知らない赤の他人まで愛することが出来るのって人間だけなのかも。と思うのです。
祈りの力って知っていますか?
まったく見識のない赤の他人の無事を毎日誰かが祈ることで、ガンの生存率が上がったという研究結果があるそうです。
私はこの話を聞いて感動してしまいました。
人間って素晴らしいな、と心から思えたのです。
いきなり、世界の人々を愛するといっても難しいと思いますが、まずは、自分の身近な家族や周りの人から…
愛するって素敵ですね。
愛は世界を救うって、なんだかありふれたセリフですが、やっぱり私はそう思います。