プレイバック・シアターでは、シンクロニシティがとてもよく起こります。


下記"”内は以下から引用

https://unityinstitute.jp/library/dtl_118.html


“シンクロニシティとはユングの提唱した言葉で『共時性原理」と一般には訳され、因果律とは異なる原理として、非因果的な複数の事象(出来事)の生起を決定する法則原理とされています。

簡単にいうと「意味のある偶然の一致」というふうに定義されています。


ユングはフロイトの無意識の理論をさらに深めて、集合的無意識について新しい領域を開きました。シンクロニシティはその集合無意識の領域で起こる、というふうにも考えられます。”


プレイバック・シアターでテラー(語り手)が、アクター(役者)を選ぶ時、自分と同じ経験をした人を選ぶことが、本当によくあります。

たま~にあるとかのレベルではなく、またか!と思う程頻繁によくあることなのです。


昨日のプレイバック・シアターのワークショップでも起こりました。


テラー(語り手)が自分と同じ部活経験のあるアクター(役者)を選びました。

もちろん、テラーは同じ部活経験があるからと選んだ訳ではありません。

そんな情報は何もなく、直感的に選んだのです。


以前にも、祖母を亡くしたばかりのテラー(語り手)が、アクター(役者)に、同じく祖母を最近亡くした人を選びました。

このことは、ストーリーが終わり、みんなでシェアしてる時に分かったことです。


なぜ、テラー(語り手)は自分と同じ経験をした人をアクター(演じ手)に選ぶことが出来るのでしょうか?


どうして、こんなにも頻繁にシンクロニシティ(意味のある偶然の一致)が起こるのでしょうか?


まず、プレイバック・シアターでは、テラー(語り手)が一番大事にされる存在です。

なので、参加者はみんな、テラー(語り手)のことを第一に考えます。

テラー(語り手)のことを主軸にすることで、それぞれの自分の中の価値判断の基準は一旦脇におき、テラー(語り手)が語ることに集中します。

その集中力がまずは影響しているのてまはないかと思います。


そのため、その場自体がとても純度が高くなるのだと思います。

私達が日常聞き流してしまっているものをプレイバック・シアターでは、大切に大事に一つ一つ、受け取っていきます。

普段は会社や家庭での役割の中、生活しているけれど、プレイバック・シアターの中では、それが例えどんな役割であったとしても、それを脱いで本当の自分自身になれるのです。

そんな純度の高い場を作り出すことの出来るプレイバック・シアターは、人間の持つ潜在的能力を引き出し、シンクロニシティを引き起こしているのではないかと感じています。


これは、昨日プレイバック・シアターのワークショップの後、参加者の方達と雑談していた時に話したことをまとめたものです。


その中で、ある人が情熱という言葉を発したら、その場のBGMが情熱大陸を流し始めました(笑)

プレイバック・シアターが終わった後も、脳がその状態を維持しているので、シンクロニシティが起こるようです。


こんな不思議体験私もしてみたい!

という方は、ぜひぜひコメントかメッセージ下さい。

次回のプレイバック・シアターの日程が決まり次第、ご連絡します。