山梨のプレイバック・シアター界の第一人者、プレイバック・シアターぶどうの樹代表のみかっちぃです。

プレイバック・シアターとは、ワークショップの一つの手法です。
一言で言うと「対話とわかちあいのための即興劇」です。
その日その場に集まった参加者の誰かのストーリーを、同じくその場の参加者達が劇として表現します。
テラー(語り手)は客観視することで、新たな視点を得られたり、アクター(演じ手)は、誰かを演じることで自分でも気付かなかった感情に気付いたり、観客もまた見守り役という大事な役目があります。
日常のちょっとした一コマを見るだけなのですが、そこにはどんな価値観にも評価されない、ただただ自分のストーリーを尊重してもらえる、そんな共感やわかちあいの場が広がります。

私がプレイバック・シアターと出会ったのは、大学の「グループアプローチ論」という授業です。その後、同大学の学生相談室が主催していたプレイバック・シアターのワークショップに毎月参加しました。
卒業後の2007年に、『プレイバック・シアターぶどうの樹』という名前で山梨初のプレイバック・シアターカンパニーを誕生させました。
しばらくは、大学から派遣されていたNPO法人らしんばんのメンバーにお願いして、コンダクターをしてもらっていましたが、2013年に同法人の実践リーダープロジェクトにて実践者として学びを得た後は、私がコンダクターをして主催してきました。
それから今まで、途中産休育休を挟みながら、プレイバック・シアターの提供を続けてきました。

今後は、その経験を生かし、病院や施設、学校への提供をしていきたいと考えています。
プレイバック・シアターは治療ではありませんが、とても治癒的です。
西洋医学のような即効性はありませんが、漢方薬のようにその人自身の自己治癒力を高めてくれる力があります。
また対話型の即興劇であるため、参加者同士での相互作用により、分かち合 いやつながり、共感を引き出すので、病院での依存症の自助グループ、学校でのいじめ対策などで高い効果を得られます。
東京では、精神病院の小児科クリニックや、アルコール依存症の自助グループなどで実践されていて、対話による治癒効果により、社会に復帰していく力となることが実績としてあります。
また、劇団プレイバッカーズでは、アクティブ・ラーニングとして、プレイバックシアターを取り入れています。
主体的に体験することで、協同的な学びが子ども達に得られているようです。

ご希望があれば、ヒアリング後企画書を作成させていただきます。
コメント下さい。

もちろん、一般の方が自由に参加出来るワークショップも開催しています。
ぜひ一度体験してみて下さい。

プレイバック・シアターの場では、誰一人として排除されることなく、一人一人の価値観が尊重され、多様性を認めあった上で共生することが出来ます。
将来的には、そのわかちあいの場をプレイバック・シアターをしている時だけではなく、日常にしたいと考えています。
プレイバック・シアターのワークショップをしてる時の場で起こる、誰もが一人一人尊重され受け入れられる感覚。それをワークショップが終わった日常でも継続している村を作りたいと思っています。
障害の有無、年齢、男女、そのどれも関係なく受け入れられ、誰かの価値観によって差別されることのない社会。
誰もが共生していける村を作りたいと考えています。

私の夢は『差別をなくすこと』
プレイバック・シアターを場から村へと広げて行くことで、実現可能だと思っています。
もし共感していただけたら、一緒に誰もが自分自身として、いきいきと生きていける村を作っていけたらと願っています。
一緒に活動していくメンバーは常に募集中です☆
条件は特にありません。
一緒にやってみたい!と思った方は、コメント下さい(*^^*)