Mind Fitness 〜日々ちょっとだけ成長したい人に〜

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精神科勤務の臨床心理士です。
読者の皆さんが、自身の振り返りや自己分析ができるような内容や、同じ職種の人のために、使える知識などをまとめて書いています。
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みなさん、こんにちは。

今日も、2021年9月から第2・4土曜日の19時半から行っている

心理系大学院受験用勉強会について書いていこうと思います。

 

今回から、問題の系統が変わっており、

各キーワードについて100字程度で論述しなさい。

といった内容になっております!

100字となると、キーワードについて、きちんと理解した上で、

どの文章やテクニカルタームを削るのかといったことを考えないといけないので、

より難易度が上がった感じがしました。

 

今回、取り上げたワードはこちらです。

・独立変数と従属変数

・標準偏差

・発達の最近接領域

・欲求の階層説

・確証バイアス

 

詳しいキーワードなどは、

ここでは書きませんが、私が論述してみたものは下記の通りです。

(キーワードが見たい人は、是非とも勉強会に参加してね!!)

 

独立変数と従属変数

 独立変数と従属変数とは、研究や実験において対象となる事物や現象の要員として想定しているものを独立変数もしくは説明変数といい、その結果として想定しているものを従属変数もしくは目的変数という。(91字)

 

標準偏差

 標準偏差とは、ある集団における測定対象のばらつきの度合いを表す値であり、計算方法としては、まず集団の平均を出し、各測定値から平均値の差を出す。これを偏差という。その後、その平均値を2乗し、合計値を出す。偏差の合計値をデータの総数で割り、分散を求め、その分散の平方根が標準偏差となる。(129字)

 

発達の最近接領域

 ヴィゴツキーは、子どもの知的発達の水準は2つに分け、自力で問題を解決できる発達水準と他者からの援助があれば問題を解決できる水準を仮定した。このズレを発達の最近接領域と呼び、ズレに応じた教育の重要性を説いた。(98字)

 

欲求の階層説

 マズローは、自己実現を頂点に成長し続けていくという人間観に基づいて欲求の階層構造を考え欲求の階層説と呼んだ。基底層には生存に必要な欲求があり、これらが満たされることで高次の成長欲求が満たされると考えられている。(100字)

 

確証バイアス

 ある仮説を検証する際に、多くの情報の中からその仮説に合致する証拠を選択的に認知したり、判断において重視したりする傾向を指す。反対に、仮説に対して都合の悪い情報は無視され、当初の考えは維持されやすくなる。(95字)

 

 今回は、実際の大学院の受験問題から出題されていました。

 皆さんは、今回挙げた5つのキーワード、自分で説明できるでしょうか?

 100字にこだわらなくても、まずはどの程度自分で論述できるか、腕試ししてみるといいでしょう!!

 

・これは押さえておきたい本!

 

 

 

みなさん、こんにちは。

今日も、2021年9月から第2・4土曜日の19時半から行っている

心理系大学院受験用勉強会について書いていこうと思います。

 

4月30日に開催した勉強会では、

2つのテーマについて論述の練習を行いました。

① 妥当性

② 第1種の過誤について具体例を挙げて説明せよ

についてです。

 

詳しいキーワードなどは、

ここでは書きませんが、私が論述してみたものは下記の通りです。

(キーワードが見たい人は、是非とも勉強会に参加してね!!)

 

妥当性について400字程度で述べなさい。

妥当性とは、測定内容が対象としている概念を適切に表している程度のことをいい、内容的妥当性・基準関連妥当性・構成概念妥当性の3つに分類される。内容的妥当性には、テストや検査が見た目上、何を測定しているように見えるかという表面的妥当性と、質問内容が測定したい概念を適切に測定できているか論理的に検証する論理的妥当性に分けられる。基準関連妥当性には、2群に分けられた対象を、尺度得点によって区別できる程度から評価される判別的妥当性、尺度得点から事象を予測できる程度から評価される予測的妥当性、外的基準との関連性によって調べられる併存的妥当性に分けられる。構成概念妥当性とは、その概念から予測される理論的仮説について、実証的な検証を行うものを指し、収束的妥当性と弁別的妥当性に分けられている。特に、意図的に回答を歪ませられる質問紙法の心理検査には、妥当性尺度が盛り込まれており、デタラメな回答や社会的に望ましいように回答を偽っていないか調べる質問項目が設定されている。(409字)

 

第1種の過誤について400字で述べなさい。

第Ⅰ種の過誤とは、統計学における仮説検定に用いられる用語であり、統計的に得られた結果が必ずしも「真」ではないとするものである。本来仮説検定では、帰無仮説と対立仮説を設定し、帰無仮説が正しいと考えた上で統計的な検定を行う。その際に、有意水準として、帰無仮説を棄却するための確率の基準を決める。これは通常5%水準で定められることが多い。そして、帰無仮説が正しいという前提のもとで、対象とする現象が生じる確率が有意水準を下回った時に、統計的に有意であるとして、対立仮説を採択することになる。この時、帰無仮説で設定した現象が生じる可能性は5%未満ではあるが、0%ではなく、「真」に正しいのは帰無仮説であるのにもかかわらず、対立仮説を採択してしまうことを第Ⅰ種の過誤という。しかしながら、すべての母集団に対して検定を行うことは不可能であり、「真」に正しいものを得ることはできないため、統計的な戒めとして用いられることが多い。(377字)

 

さて、今回も統計に関するキーワードの論述でした。

統計の問題は、苦手にされる受験生が多いですが、

逆にきちんと内容を押さえておけば、差が出るテーマでもあります。

基礎を固めて、点数を落とさないようにしていきましょう!!

 

私の主宰する勉強会には大きな特徴があります。

それは、普段できない論述の練習を時間制限が設けられた中で、

即興で行うことです。

どんな問題が出題されるかわからない大学院試験ですが、

キーワードを自分なりにまとめて書く練習になるのではないでしょうか?

心理系大学院を目指されている方がいたら、是非ともご参加下さい♪

 

心理系大学院受験勉強会

日時:2021年9月から 第2・4土曜日(変更することあり) 19時30分から21時くらいまで

費用:各回参加 2,000円 年間参加 40,000円

場所:Google meetを使用してオンライン上で開催

 

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「SPSS」や「R」のテキストになっています。

まずは、SPSSの青から読まれることをおすすめします!

 

 

 

 

 

 

みなさん、こんにちは。

今日も、2021年9月から第2・4土曜日の19時半から行っている

心理系大学院受験用勉強会について書いていこうと思います。

 

4月16日に開催した勉強会では、

2つのテーマについて論述の練習を行いました。

① 信頼性

② 相関関係と因果関係

についてです。

 

詳しいキーワードなどは、

ここでは書きませんが、私が論述してみたものは下記の通りです。

(キーワードが見たい人は、是非とも勉強会に参加してね!!)

 

信頼性について400字程度で述べなさい。

信頼性とは、測定内容が安定性と一貫性を保っている程度のことをいい、同じ条件下で研究や実験を行った際に、常に同じ結果が得られることを意味する。測定結果の安定性は、信頼性係数という推定値を算出することで得られ、信頼性係数は、再検査法や平行テスト法によって求められる。再検査法とは、同じ対象に2回検査を行い、測定値間の相関係数を信頼性係数の推定値とする方法であるが、測定する時期の設定が難しく、1回目の検査内容を覚えていると、学習効果が生まれることなどの問題がある。平行テスト法は、内容や難易度が同程度のテストを2種類作成し、その2種類のテストの測定値間の相関係数を信頼性係数の推定値とする方法であるが、全く同じ内容・難易度のテストを作成することが不可能という問題がある。また、一貫性の測定には、内的整合性や内的一貫性と呼ばれる推定値を使用する。一貫性を見るための方法として、テストの項目群を2つに分けて2つの項目群間の相関係数をもとに信頼性を推定する折半法や、その組み合わせ全てについて信頼性係数を算出したクロンバックのα係数の算出などがある。(446字)

 

相関関係と因果関係について400字程度で述べなさい。

心理統計における相関関係と因果関係は似て非なるものである。相関関係とは、2変数間の関係性の強さを示したものであり、一方の数値が高くなった際にもう一方も同様に高くなる場合は、正の相関があると考えられ、一方の数値が高くなった際にもう一方の数値が低くなった場合は、負の相関があると考えられている。相関係数は-1.0から1.0までの数値の範囲をとり、無相関は0となり、絶対値が大きいほど2つの変数の関連が強いことを示す。しかしながら、2つの変数の関連が強いからといって、その2つの変数の因果関係を示すわけではないことに注意しなければならない。相関係数に強い相関が示された場合には、真に因果関係にある可能性、双方が因果関係となっている可能性、見せかけの相関が発生している可能性、ただの偶然の可能性などが考えられる。研究で心理統計を活用する際には、これらを示唆に入れて、相関関係を扱わなければならない。(372字)

 

さて、今回は統計に関するキーワードの論述でした。

このブログをお読みの皆さん、「統計」はお好きでしょうか?

ほとんどの方が「嫌い」・「苦手」とおっしゃるのではないでしょうか?

 

そんな方には下記のような本がおすすめです!!

 

 

 

みなさん、こんにちは。

今日も、2021年9月から第2・4土曜日の19時半から行っている

心理系大学院受験用勉強会について書いていこうと思います。

(3月は土曜日出勤が多く、日曜日に開催してもらっています!)

 

3月20日に開催した勉強会では、

2つのテーマについて論述の練習を行いました。

① 風景構成法

② テストバッテリー

についてです。

 

詳しいキーワードなどは、

ここでは書きませんが、私が論述してみたものは下記の通りです。

(キーワードが見たい人は、是非とも勉強会に参加してね!!)

 

 

風景構成法について400字程度で述べなさい。

風景構成法とは、1枚の紙に風景を描いてもらう芸術療法であり、日本の精神科医の中井久夫によって開発され、のちに投映法としても用いられるようになった技法である。中井は、統合失調症者の実践的見地よりこの技法を編み出したとされている。風景構成法では、A4の用紙1枚と黒ペン、彩色するためのクレヨンなどを用意し、被験者が描画する前に検査者が被験者の眼の前で黒ペンを使用して、用紙に枠付けを行う。この枠づけには、被験者の描画を保護することと、描画を強いることの意味合いが生じる。そして教示後に、川・山・田など10のアイテムと風景に足らないと思う物を順番に描いてもらい、彩色を行い、風景を完成させる。その後、風景に関する質問などを行う。風景構成法の適用年齢は風景の概念を把握できるであろう6歳以上とされている。解釈としては、被験者の自由度の高さと検査者の客観性の低さがあるために、標準化がなされていないため、留意が必要であるが、例えば統合失調症妄想型には、キメラ的多空間現象などが見られるといった精神疾患者についての分類がなされている。(433字)

 

心理検査の利点や限界を述べた上で、テスト・バッテリーについて400字程度で述べなさい。

心理検査には、面接などで拾いきれなかった部分を明確化したり、結果が数値やプロフィールで示されるので視覚化され、他の治療者などと共有しやすくなるなどの利点が挙げられる。また例えば、うつ病の治療に関して、BDIを用いると行った疾患に対する治療効果の判定なども可能になる。しかしその一方で、検査結果はあくまで検査時点での情報でしかなく、一般化できないことや、1つ1つの検査はあくまで被験者の一側面を測定しているだけに過ぎないことも念頭に入れつつ、テスト・バッテリーを組む必要がある。テスト・バッテリーとは、いくつかの心理検査を組み合わせて実施することであり、多角的な視点から被験者の情報を得るために行われる。具体的には、質問紙法と投映法と行った実施形態が異なる検査を組み合わせたり、性格検査と知能検査といった特性の異なる検査を組み合わせていく必要性がある。このようなテスト・バッテリーを組む上で、検査者は各検査の長所や短所などの特徴をよく理解しておく必要があり、被験者の負担をできるだけ軽減するための組み合わせを考える必要性がある。(439字)

 

さて、今回は心理検査の論述問題がメインでした。

来月からは、皆さんが苦手としている統計に関しての論述を行っていきたいと思います。

統計の問題は、苦手にされる受験生が多いですが、

逆にきちんと内容を押さえておけば、差が出るテーマでもあります。

基礎を固めて、点数を落とさないようにしていきましょう!!

 

私の主宰する勉強会には大きな特徴があります。

それは、普段できない論述の練習を時間制限が設けられた中で、

即興で行うことです。

どんな問題が出題されるかわからない大学院試験ですが、

キーワードを自分なりにまとめて書く練習になるのではないでしょうか?

心理系大学院を目指されている方がいたら、是非ともご参加下さい♪

 

心理系大学院受験勉強会

日時:2021年9月から 第2・4土曜日(変更することあり) 19時30分から21時くらいまで

費用:各回参加 2,000円 年間参加 40,000円

場所:Google meetを使用してオンライン上で開催

 

私は、下記のようないわゆる「アンチ本」みたいなものを

定期的に読むようにしています。

じゃないと、自分の世界があたかも「正しく」感じてしまうからです。

正しいも誤りも両方がただそこに「在る」ことを、

きちんと認めて、臨床に生かしていきたいです。

 

 

 

みなさん、こんにちは。

今日は、2021年9月から第2・4土曜日の19時半から行っている

心理系大学院受験用勉強会について書いていこうと思います。

(3月は土曜日出勤が多く、日曜日に開催してもらっています!)

 

3月13日に開催した勉強会では、

2つのテーマについて論述の練習を行いました。

① SCT

② バウム・テスト

についてです。

 

詳しいキーワードなどは、

ここでは書きませんが、私が論述してみたものは下記の通りです。

(キーワードが見たい人は、是非とも勉強会に参加してね!!)

 

 

SCTについて400字程度で述べなさい。

SCTは、文章完成法といい投映法の性格検査である。もともとは言語連想検査から創案されたとされている。また、歴史的にはエビングハウスが考案したものがあるが、これは知能を測定するのが目的とされており、現在用いられている検査の形態とは異なっている。文章完成法では、未完成の文章(刺激語)が被験者には提示され、ここから思い浮かんだことを文章として記入し、文章を完成するように伝える。その他、正解や不正解がないので自由に記入していいことや、すぐに思いつかなければ後回しにしてもいいなどを教示する。結果の解釈としては様々な方法があるが、知的・感情的・意識的側面から、身体的・社会的・家庭的要因まで幅広い観点から評価を行うことが可能であるとされている。SCTは、文章を記入するという特徴から、作文能力を有する児童以上が適応対象であるとされていることや、前意識レベルでの投影であると考えられているため、単独での使用と解釈というよりは、他の心理査定検査とテスト・バッテリーを組んで用いるとより効率的であると考えられている。(423字)

 

 

バウム・テストについて400字程度で述べなさい。

バウム・テストは、スイス人のコッホによって開発された投映法による人格検査であり、もともとは職業適性の補助手段として用いられていた。A4の用紙と4Bの鉛筆を渡し、「実のなる木を1本描いてください」という教示のもとに検査を実施する。バウム・テストでは、描かれた木を自己像とみなし、様々な視点から解釈を行う。解釈の方法としては、描かれた木の筆圧や、樹冠の形、地面が描かれているかどうか、幹の形や樹皮の描かれ具合などとともに、全体的な印象や空間象徴理論を用いた分析を行った上で、解釈を行っていく。バウム・テストは施行が簡単であり、言語能力が発達していない子どもをはじめとして様々な年齢層に適用できるが、人格診断や発達的側面のすべてはわからないため、テスト・バッテリーの1つとして用いることに留意が必要である。また、解釈においても、1つの描画的特徴が、1つの性格特性に当てはまるというわけではないため、巨視的な視点で解釈を行う必要がある。(388字)

 

さて、今回は心理検査の論述問題がメインでした。

 

私の主宰する勉強会には大きな特徴があります。

それは、普段できない論述の練習を時間制限が設けられた中で、

即興で行うことです。

どんな問題が出題されるかわからない大学院試験ですが、

キーワードを自分なりにまとめて書く練習になるのではないでしょうか?

心理系大学院を目指されている方がいたら、是非ともご参加下さい♪

 

心理系大学院受験勉強会

日時:2021年9月から 第2・4土曜日(変更することあり) 19時30分から21時くらいまで

費用:各回参加 2,000円 年間参加 40,000円

場所:Google meetを使用してオンライン上で開催

 

今回オススメするのはこれ!

「心理アセスメントハンドブック」

上里一郎先生がお書きになった実践的なハンドブックですね。

私の大学院の指導教員のお師匠先生でした。

きになる方は、図書館などでちらっとでもいいので読んでみてください!