スポーツクライミングに励む中1息子、
昨日は年に1回の公式戦、
「第4回ボルダーフューチャーカップ鉾田」が
茨城県鉾田市でありました。
これは日本のスポーツクライミングの大元の組織
JMSCA(公益社団法人日本山岳・
スポーツクライミング協会)が主催する「公式戦」。
全国からクライミングキッズたちが
大集合します。
小4~中1(中2の早生まれ)までの
世代の子たちのためのコンペで、
成績重視ではなく、
「クライミングを本気で楽しんでほしい」
という意図で開催されています。
息子は第1回から皆勤賞。
今年は、ユースC(小6~中2早生まれ)の
カテゴリの上の学年として出場でした。
去年は1課題も登れず、
見ているこちらもツラくなった大会でした。
去年は課題が難しすぎたと
運営側でも協議があったらしく、
今年はもう少し課題が簡単になって
登れるかもよ、
という前評判が出回っていました。
こんな大きな大会でも
いつも一緒に練習している仲間がいると
それだけでリラックスできますね。
試合開始前にあれこれ作戦を立てる
後ろ姿は微笑ましいし
競技中も列が一緒になって
お友だちとあれこれ相談している姿も好き。
結果は8課題中5完登、5ゾーン、
66人中14位。
息子の実力にしては
よく頑張ったと思います。
昨日のハイライトはこのシーン。
たくさんの子たちが
ゴールのカチ(小さなホールド)で振り落とされていた
この課題。
狙いを定めて……
跳べ!
(私は頑張れ~頑張れ~と念を送り続ける)
掴んだ!耐えろ!
(左腕に念力を送る)
やった!
耐えた!
息子もこの課題を最初のトライで
クリアできたことで
ずいぶんと気分を上げることが
できたように思います。
もうこの子たちの年齢になると、
全国大会で常にトップクラスにいる
スター選手たちというのがいて、
昨日優勝した少年も
まさしくそのスターでした。
開始30分ほどで、
8課題中7課題をすべて1撃で完登。
あとは最難の1課題を
5トライ以内に完登できるか?を
会場中(並んでいる選手たちも)が
見守っていました。
結局5トライ以内には
完登できなかったのですが、
ナイストライ!と会場から
拍手がおこっていました。
かっこよかったなー。
そういう、圧倒的に格の違う子を
見ながら、
自分の登れる課題に取り組む子どもたち、
どんな気持ちなのだろうなぁ……
中学生にして、
世の中の厳しさみたいなものを
体験しているのだろうか。
それとも、そういう子たちと
同じ大会で戦えることは
嬉しいことなんだろうか。
社会に出ても、
これに近いシーンって
ありますよね……。
息子の中では、
実力を出し切ったと感じたようで、
満足とは言わないまでも
終わった後もアドレナリンが出ていました。
「これから水戸のジムへ練習に行く!」
なんて言い出しましたが、
さすがにこちらがツラいので止めました。
帰りの車で。
ほら、こんな疲れてるじゃん。
さて、この公式戦の
リードの部が11月に愛媛であります。
昨日、四国や九州から
茨城県まで参加している選手たちを見ると、
おぉ!同志よ!
という気持ちになりました。
この子たちやその親は、
毎回悩みながら参加を決めているのかなぁ、とか。
同じ立場になって感じること、
あるんですね。
毎年、この公式戦のゼッケンを
階段下に貼り続ける息子。
公式戦って
やっぱり特別なんですね。
ちょっとかわいいなと思います。
さて今週末は、
その苦手なリードの記録会があるから
今日も練習です。
息子がんばれ、
練習に付き合う私もがんばれ。
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ココロ ツムグ研究所かげいろは
栃木県宇都宮市で、
「丁寧に紡いだストーリーで人との距離を縮める」
をMissionとして取材・執筆活動をしています
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