昨日は息子と

15メートルの

リードクライミングの壁がある

つくば市のクライミングジムまで

遠征に行きました。

 

来週に久しぶりに

リードとボルダリング

両方の種目があるコンペが

東京であるからです。

昨年も出場予定でしたが

2週間前に足の指を骨折してしまい、

出られなかったコンペです。

 

ジムで同じスクールに通うお友だちと2人と

一緒になったので、

あれこれ話しながらいい練習になりました。

 

 

息子が中1になったこの4月から、

息子と私の中では

クライミングを「校外部活」と位置づけ、

部活をやるように、

クライミングに取り組んでいます。

 

・月曜は私とリードの練習

・火・金は学校帰りに

 そのままジムへ行って

 主に筋トレ・持久力トレーニング

・木曜はスクール

・土日のどちらかは違うジムへ

・週2日はレスト

 

これをルーティンとして

淡々とやっています。

 

火・木も部活が終わる時間には

終えて帰ってくるようにして、

週2レストというのも

部活っぽいですよね。

 

マイナースポーツを続ける難しさに

どうしても親が

練習計画を組むマネージャーのような

立場を引き受けざるを得ないという

現状があるなと思います。

 

部活に入れば

顧問の先生が組んでくださるような

練習日程の計画を

親が担うことになります。

 

ホームジムである程度は

引き受けてもらえますが、

種目の特性上、

ずっとホームジムで

練習しておけばいいというわけではなく、

いろいろなジムの

いろいろな課題に触るのがよいとされるので、

親も迷い幅が多いのです。

 

全国のいろんなジムが

それぞれインスタで発信をするし、

いろんなコーチが

単発レッスンを募集したりします。

 

何を、どれだけ受けさせれば

強くなるのだろう?

中学受験に似ているのかもしれませんね。

夏期講習、

特別レッスン、

あっちの塾のほうがいいのかしら……?

誰かが中学受験は

課金ゲームだと言っていました。

 

 

私も中学に入る段階で

ずいぶんクライミングに向き合う

スタンスについて迷いましたが、

息子と話し合って

この「部活スタンス」を選んでから

気が楽になったなと思います。

 

週2日は、

私の全く見えないところで

練習をするわけで、

どれだけ真剣に取り組んでいるのかは

分からないのですが、

本人曰く、

ホームジムの先生に作ってもらった

筋トレメニューに

頑張って取り組んでいるようです。

 

昨日も、15メートルの壁を登っていて、

「前よりも楽になった気がする」

というので、

「筋トレの効果じゃない?」と言うと

とても嬉しそうでした。

 

「だって、クライミングの課題を

3本×3本を連続で登って、

ちょっとだけ休んでそれを3セット

やるんだよ!

27本連続で登るのはすごい疲れるけど

頑張ってるんだよ」

 

普段は思春期真っ最中で

私に対してとても態度が悪い息子ですが、

昨日は車中で少し饒舌になっているのが

かわいかったです。

 

相変わらず昨日も

難しい課題はそんなに登れなかったけど

そうやってコツコツ練習に向き合って

その成果を自分で感じられているというだけで

「部活」の意味はあるなと感じました。

 

今週末の試合も、

全国から強い子たちが集まるので、

息子の成績は下から数えた方が

早いと思います。

 

でも、それでいいんだと思います。

 

今書籍の取材を続けている方が

「すべては途中過程を

 経験するためにやっている」と

おっしゃったことがとても心強くて。

 

ビジネスの世界では

途中経過はどうでもよくて

結果がすべてだと言われることが多いですが、

子どもの成長には

それを当てはめてはダメだなと思います。

 

この練習ひとつひとつで

息子の心も体も

鍛えられていることを

親も忘れないことが「部活」的

向き合い方ですよね。

 

親もそれを忘れないように

しようと思います。

 

 

こないだ初めての中間テストで、

5教科で495点を持って帰ってきた息子。

「え?そういう感じだったんだ」と

私も夫も驚きました。

 

まぁ最初の中間テストなので、

ビギナーズラック的な要素も

多々あると思うのですが。

 

本人も私たちも

難関校に進学してほしいという

希望は全然ないのですが、

もし「お勉強」が得意なタイプなのだとしたら

それをどう活かすかも

いろいろ選択肢を見せてあげるのも

親の役目ですよね。

 

私は目下、

後輩ちゃんが勧めてくれた

この企画に息子を参加させたくて

仕方がないのですが。

https://www.kidzania.jp/outof/news/15904

 

大人に対しては

人見知り傾向が強い息子は

「発表とかはちょっと」

「万博とかそんな興味ない」

とか、なかなかうんと言ってくれません。

 

でも

「水の研究にはちょっと興味がある」

と昨日ぽろっと言ったので、

締め切りまでネチネチと

勧めたいと思います。

 

だって息子の名前は「雫」というから、

サントリーの「水と生きる」の

コーポレートメッセージにも、

ダイキンのぴちょんくんにも

親しみしか感じないので……

(私が笑)

 

 

安定感のある娘と違い、

小さいころから扱いづらかった息子は

「一か八かって感じだね」と

夫と笑って話していたくらい、

環境がよければ伸びるけれど、

間違った接し方をすると

殻にこもってしまうタイプだと

今でも思います。

 

中学生になって、

可能な限り息子の世界に干渉はせず、

でも息子が芽を伸ばせるような環境を

さりげなく作っていきたいなと

思っています。

 

日頃態度が悪いから

そう思っていたことも

ついつい忘れがちですが笑。

 

たまにこうやって振り返ること、

大切ですね。

 

 

予定のない日曜の朝に書くブログは

長文になってしまいますね。

 

とても個人的な思考の整理に

お付き合いくださって

ありがとうございました。

 

 

 

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ココロ ツムグ研究所かげいろは

栃木県宇都宮市で、

「丁寧に紡いだストーリーで人との距離を縮める」

をMissionとして取材・執筆活動をしています


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