今年のGWは単身で
大阪の実家に帰ってきています。

 

ひとり暮らしの母が

1月末に検査入院したことをきっかけに

いろいろな体の機能が衰えてしまい。

 

慌てて駆けつけた私が栃木に帰った後は

ヘルパーさんに毎日来ていただき、

兄も仕事の休みの日には来て、

食事、掃除、買い物などの

お世話をしていただいていたのでした。

 

娘の受験、
W卒業式&入学式が終わり、

やっと大阪でゆっくり母の状況を

見られる…と思い、

今回は長く帰省期間をとって

来たのですが…

 

思ったより、全然元気になってる。

 

悲壮感ただよう電話も何度かあったけれど、

薬のおかげか、

そちらもだいぶよいようで。

 

料理も結構自分でできるし、

お茶碗を洗うのも

「お母さんが洗うので置いておいて」

と断固として私にやらせないし。

 

智子45歳、

母親にかいがいしく世話をされています(笑)。

 

 

ただ、グループホームにいる

姉のところにひとりでは行けるか心配だから

ヨボヨボ歩く母と長い時間かけて

一緒に行く、とか。

 

一緒に夕ご飯食べる、とか。

 

時間を気にせず一緒に買い物に行く、とか。

 

介護サービスでは

なかなかできないことを

娘と一緒にできるのは

母としてはとても嬉しそう。

 

ケアマネさんとのミーティング、

区役所での用事、

そして父の命日のお詣り。

 

ひとりでは心細いことは

私が一緒にいるだけで

十分なんだなぁと感じます。

 

 

ただ…母と向かい合うと、

私はどうしても

インナーチャイルド的なものが

でてきてしまって。

 

「どうして母は、

 孫の高校のこと、中学のこと、

 何も聞かないんだろう?」

「私の仕事のこと、

 何も聞かないんだろう?」

「私は野球見ないのに、

 野球の話、テレビ番組の話

 ばかりするのだろう?」

 

と思ってしまい、

自分から積極的に話す気持ちにも

なかなかなれないのです。

 

母の小さな世界では、

もうそこまで気が回らないのだろうと

頭では分かっているのですが…。

 

知的障がいのある姉の下で

「智子は自分で何でもできるから安心」

と言われて育ったころの寂しさが

残っているのだと思います。

 

なんか私って陰気だなぁと思います。

 

母が興味のあるなし関係なく

じゃんじゃんこちらの

近況を明るくしゃべってあげたら

嬉しいに決まってるのにねぇ。

 

連休後半には

夫と子どもたちも

来てくれるので、

そうしたらイメージが湧いて

母もいろいろ

会話をするのでしょうね。

 

 

うちの子どもたちが

ふたりとも学校であったこととか

あまり積極的にしゃべってくれないのは、

今の私みたいな気持ちなのかなぁ??

 

そうなると、

こっちからいろいろ聞こうとするのも

「あなたに興味があるよ」を

示す意味で悪くはないのかな。

うざくならない程度に。

 

私の血を引いて

陰気なのはしょうがないなぁと思いながら

親子のかかわりって

何だか難しいですね。

 

日常よりもゆったりしてるから

日頃は考えないことも

ぐるぐる頭をめぐります。

 

そんな時間も

悪くないな、と思います。

 

 

-----------------------------------

 

ココロ ツムグ研究所かげいろは

栃木県宇都宮市で、

「丁寧に紡いだストーリーで人との距離を縮める」

をMissionとして取材・執筆活動をしています


黄色い花プロフィールはこちら


黄色い花サービスメニューはこちら

 

お気軽にお問合せください!


クローバーお問合せフォームはこちら

 

クローバーXはこちら

(フォロー大歓迎)

 

クローバーFacebookはこちら

(お友だち申請下さる場合はひと言お願いします!)

 

クローバーInstagram

 プライベートアカウントはこちら

 お仕事アカウントはこちら