昨日、ライティングをお手伝いした
お客さまとZoomをしていて、

印象に残った言葉がありました。

「私、テンプレートに沿って
 文章を書いていくのが苦手なんです」

何だか私はこの言葉に
どきんとして、
ミーティングが終わったあと、

これって、今の時代の大きな問題だよなぁと
考えていました。

 

SNSで言葉を発する機会が増えた今、
「刺さるライティング」

みたいなコツって
いっぱい出回っていますよね。

 

具体的な数字を出すとか。
例えは奇数がいいとか。
常識と反対のことをあえて書くとか。

 

そんな「コツ」に支配された、

読んでもらうための文章を書くことに

慣れてしまうと、
本当の意味での「文章を書く」から

どんどん遠ざかってしまうなぁと

と感じます。

 

今朝、ちょうど荒木さんのVoicyで
振り返りをされていましたが

 

 

コピーライターの梅田悟司さんの
対談イベントで
「言葉には、『内なる言葉』と

『外に向かう言葉』がある」

とおっしゃっていたことと、

昨日お客さんが言ってた言葉が

結びついたのですよね。

 

『内なる言葉』=頭の中に浮かぶ感情や考え
にしっかりと向き合うことをしないと、
『外に向かう言葉』=人とのコミュニケーション
が薄っぺらいものになってしまう。

 

今の時代は

『外に向かう言葉』にばかり

注目がいきがちなのかもしれません。

 

ChatGPTで生成した言葉が、

それっぽいけど、何も言ってないなぁ

と感じるときは、

まさにこの『内なる言葉』がなく、

『外に向かう言葉』をつなぎ合わせただけの

ものになってしまっているときですよね。

 

インタビューライターという仕事を

していて感じるのですが、

お客さまが話した言葉をまとめるだけでも、

スキルがあれば、

それなりにいい感じの文章になるのですよね。

 

でも、その段階で

お話してくださった方の

『内なる言葉』がきちんとにじみ出てる?

というのを見極めないといけないなと

感じます。

 

それって、インタビューの際に、

きちんと深堀りしておかないと

いけません。

 

私が、集客につながるわけでもないのに、

こうやって頭の中のことを

ブログに書いているのは、

オープンな場に出す言葉にするために、

自分の『内なる言葉』を

整理するという訓練をしたいからです。

 

 

昨日、お客さまと話していて

どきんとしたのは

なぜだったのか。

 

自分はそこから、

どうあるべきだと思ったのか…

 

振り返らないと、

この感覚ってすぐに

忘れていってしまいます。

 

「なぜ?」「それで?」「ほんとうに?」

深めていかないと

掴みきらないまま、

逃げていってしまいますね。

 

気が付けば

どっぷり言葉を扱う仕事に就いていたので、

もっともっと、自分の言葉に

意識的でいないとな、と思います。

 

 

 

梅田さんのこのご著書、

要約でしか読んでいないけれど、

とても興味深い…

 

 

 

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ココロ ツムグ研究所かげいろは

栃木県宇都宮市で、

取材執筆業を中心に

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