今年は月に
映画3本は見ようと思っていたのに、
1月はさっそく1本も見ませんでした(涙)
どうしても時間があると、
原稿を書こうとしてしまうので…
そこを切り替えないと、
この目標はムリですね。
日曜の朝、4時前に目覚めたので、
よし!チャンスだ!と映画を観ることにしました。
さぁ何観よう…と
考える時間って楽しいですね。
アマゾンプライムのオススメで出てきた
『いまを生きる』(1989)を
観ることにしました。
名前は知ってるけど…
の名作ですね。
1959年、アメリカの名門全寮制高校。生徒たちは、伝統と規律や親の期待に縛られながら、冷めためた気持ちで日々をやり過ごしている。そこに同校OBの教師キーティング(ロビン・ウィリアムス)が赴任してくる。マジメ腐った詩の教科書を破り捨てさせ、机に上に立ち、生きる視点を変えることを教えるキーティング。彼の授業を通して、生徒たちは自らを自由に語り合うようになり、自分の道を歩みだす。だが、彼らの前に厳しい現実の壁が立ちはだかる…。
(Amazon 概要より)
描いている世界は
とっても古い時代なのだけど、
いつだって存在する(してほしい)
権力のある大人 VS そこに抗う若者
の構図のストーリー。
今のままでいいのか?
もっと自分を出せ!
そうだ!自分を生きたらいい!
でも、待ち受けているものは…
この永遠のテーマが
美しく、残酷に描かれていました。
映画って、分かりやすい
ヒーローが出てきて、
それに悪がやっつけられて
めでたしめでたし、だと
気持ちがよく、清々しいのでしょうけれど…
この映画はそうではありません。
ヒーローかと思った登場人物が
ヒーローになりきらず、
傷つき、どうしようもなくつらい思いをして、
でもその先に見える
ほんの一筋の光…
観終わった後、しばらく
自分の気持ちを
どう持っていったらよいか
分からない感じでした。
でも、このやりきれない感じが
リアリティがあって
この映画の魅力なのでしょうね。
いいことだけでもない、
悪いことだけでもない。
希望だけでもない、
絶望だけでもない。
世の中ってそうですよね。
青臭い若者たちを演じる役者さんたちも
それぞれ魅力的で、
自分の子どもの年齢も近いからか、
うちの子はこういうタイプだなぁとか、
あの子だとこんな感じかなとか。
身近な人たちを投影して
観られるのも、
群像劇であるこの映画の
面白いところのひとつでした。
出てくるそれぞれのキャラを
愛おしく思ったり、憎ましく思ったり。
そういうところも
名作と言われるゆえんなのだろうと思いました。
それにしても
ロビン・ウィリアムズの
笑顔は本当にいい顔ですね。
とてつもなく優しくて、
見ているこちらが
あたたかい気持ちになる。
観終わって1日以上経って
何がいちばん残っているって
彼の笑顔です。
演技だとしても
あんな笑顔で笑える人が
悲しい人生の最期を迎えるというのも
またこの映画を観たあとは
皮肉なことのように思えます。
でもなぁ…
私はあんな風に笑える人になりたいなぁ。

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ココロ ツムグ研究所かげいろは
栃木県宇都宮市で、
取材執筆業を中心に
「お客様の人生のストーリーを紡ぐ」ことを
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